GJ > 競馬ニュース > モーニンがついに目覚めた
NEW

モーニンがついに目覚めた!「昨年よりも強い」破格の自己ベストをマークした昨年王者を「世界No.1騎手」ムーアが連覇へ導く!

【この記事のキーワード】, ,

「『連覇』もあるかな」

 15日に行なわれた第34回フェブラリーS(G1)の共同会見の席で、モーニンを管理する石坂正調教師は、確かにそう言った。

「昨年よりも強くなってる」

 冷静沈着な師がそう話したのは何も、ただの強がりではない。同日に栗東の坂路で行なわれた最終追い切りで、モーニンが抑え切れんばかりの手応えで4ハロン50.4秒を叩き出し、自己ベストを更新。昨年のG1初制覇以来、不振を極めていたディフェンディングチャンピオンが、ついに目覚めたのだ。まさに「グッド”モーニン”グ!」である。

 その走りからはまさに、己の働き場所を見定めるが如く目を覚ました「王者」の貫録さえ感じられた。まるでこれまでとは別馬のような変貌ぶりに、サンケイスポーツの調教班は最高の『S』を下している。出走メンバーで、この最高評価を射止めたのはモーニンだけだ。

「唸っていた」

 迫力満点の追い切りをそう評価したのは、騎乗した荻野要助手だ。この中間に左前脚にフレグモーネを発症し2日ほど調教を休むアクシデントがあったが、そんな不安をすべて吹き飛ばすような会心の走り。「息の入りも良かった」と胸を張る。

 昨年のフェブラリーSは、デビューから6戦5勝3着1回という勢いのまま頂点まで駆け上がった。

 好位から力強く抜け出すとノンコノユメやアスカノロマン、ベストウォーリアといった今年もライバルとなる馬たちをレコードで完封。ダート界の新王者として大きく名乗りを挙げた。

モーニンがついに目覚めた!「昨年よりも強い」破格の自己ベストをマークした昨年王者を「世界No.1騎手」ムーアが連覇へ導く!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
  2. コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
  3. 【フローラS】昨年激走のゴールデンハインド、桜花賞激走のライトバック。その道のプロが狙う牝馬の穴馬、今年狙うのは誰もが驚く意外な格下馬
  4. 今年のNHKマイルCに「豪華メンバー」集結?エルコンドルパサー、キングカメハメハ級は不在も…例年以上にハイレベルの激戦か
  5. 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
  6. 今年の皐月賞は本当に「ハイレベル」だったのか!? 最下位でもイクイノックス超えの違和感…超速馬場の「カラクリ」を見抜け
  7. JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
  8. あっさり日本ダービー制覇なら“ナリタブライアン級”の評価も?皐月賞馬ジャスティンミラノに立ちはだかる「2つの壁」とは
  9. 【マイラーズC】2連敗中の川田将雅騎手×セリフォスのコンビ継続に疑問の声?「やっぱりレーンじゃなきゃ」「なぜ藤岡佑介を乗せない?」。一方、逆転を狙うノーマークの穴馬が急浮上!
  10. 「永遠のライバル」逆転も時間の問題?キズナ産駒が待望のクラシック初制覇、ジャスティンミラノ皐月賞優勝に大きな意味