GJ > 競馬ニュース > フェブラリーS(G1)回顧  > 2ページ目
NEW

【フェブラリーS(G1)回顧】ゴールドドリームが亡き父ゴールドアリュールに捧げる「魂」の走り!連覇達成デムーロ騎手は「飛行機ポーズ」で喜び爆発!


 その直後、今度はベストウォーリアが馬群を割って先頭のゴールドドリームを捕らえる勢いで飛び出す。一瞬、脚色の上回るベストウォーリアが先頭に立つかと思われたが、M.デムーロ騎手の”激”に応えたゴールドドリームが、父ゴールドアリュールに背中を押されているかのような驚異的な粘りを発揮。

 ラスト100mは内ベストウォーリア、外ゴールドドリームに分かれた壮絶な叩き合いが繰り広げられた。だが、結局最後まで粘り切ったのは後者だった。

「最後は物見して危なかったけど、それだけ余裕があった。素晴らしい馬」

 勝ったゴールドドリームをそう称えたのは、これで昨年に次ぐ連覇を達成したデムーロ騎手だ。これで先々週の東京新聞杯、先週の京都記念と合わせ、これで3週連続の重賞勝利と絶好調。ゴール板通過後には喜びのあまり両手を大きく広げ、ファンにお馴染みの”飛行機ポーズ”まで飛び出した。

 クビ差の2着には、最後までデムーロ騎手との叩き合いを演じた戸崎圭太騎手のベストウォーリア。1番人気のカフジテイクは最後方から猛然と追い上げたが、3着までが精一杯だった。

「これからのG1は全部勝ちたい」と、勝利騎手インタビューを力強い言葉で締めくくったデムーロ騎手。競馬には「死んだ種牡馬の仔は走る」という古い格言があるが、まさにその通りの結果となった。

【フェブラリーS(G1)回顧】ゴールドドリームが亡き父ゴールドアリュールに捧げる「魂」の走り!連覇達成デムーロ騎手は「飛行機ポーズ」で喜び爆発!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  2. JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
  3. JRA・M.デムーロ「ノーザン系クラブ」に干され、リーディング8位転落……サンデー・シルク・キャロット「月1」しか乗れず
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. 【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」