
「履正社VS大阪桐蔭」と大阪杯(G1)! 「大阪がもっとも熱い週末」に”サイン”はあるのか!? 激闘に注目だが……

4月2日に開催される大阪杯(G1)。新設G1の初回に相応しい豪華メンバーが揃ったが、レース名に「大阪」があるのも何かの縁か。
31日に開催予定だった第89回選抜高等学校野球大会の決勝は、雨で1日に順延となった。この決勝戦「履正社VS大阪桐蔭」は、史上初の「大阪勢同士の決勝」ということで大きな注目を浴びている。
予定通り開催されば、決勝は1日。そして翌日は大阪杯(G1)と、2日続けて「大阪が熱く燃える週末」となる(阪神競馬場は兵庫県だが、まあそれはいいだろう)わけだ。
それにしても、全国に越境入学する選手もいまだに多い中、ここまで圧倒的な力を誇示する大阪の高校野球のレベルは恐ろしい限り。PL学園全盛の頃からそうだが、やはり高校野球の中心は大阪ということを、改めて認識させられる。
こういう話題になると、競馬フリークとしてはどうしてもこの決勝戦に大阪杯の「サイン」を探してしまいがち。高校野球とギャンブルの「サイン」を探すのは少し不謹慎かもわからないが、ファンの性なのでそこは許してほしい。
ただ、今のところこの決勝戦と大阪杯の具体的な「サイン」は明確になっていない。今回の選抜大会が「89回」なので「8と9」の連の馬券でも買えばいいのだろうか……あまりにも短絡的だ。
こうなると、まずは試合を見るところからということになる。もしかしたら、決勝戦のスコア、もしくは点差が「サイン」になり得るのではないか、などと淡い期待を抱いてしまう。
大阪杯はキタサンブラックにマカヒキ、サトノクラウンなど上位勢はかなり強力。なかなか荒れる要素は少ないが、馬券師としてはぜひとも決勝戦の数字が大阪杯の結果を暗示し、あっと驚く結果になってほしいところだ。
奇しくも「大阪」が並んだ今週末。何かの”つながり”があってもおかしくはないだろう。まずは決勝戦の激闘を要チェックだ。
(文=きゅーしょにす斗)
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