GJ > 競馬ニュース > 大阪杯「天の意志」
NEW

大阪杯の有力馬マカヒキとサトノクラウンが”水面下”で激しく激突!? お互いの生き残りをかけ、二転三転する「天の意志」を掴むのは……

【この記事のキーワード】, ,
大阪杯の有力馬マカヒキとサトノクラウンが水面下で激しく激突!? お互いの生き残りをかけ、二転三転する「天の意志」を掴むのは......の画像1

 競馬ファンの皆様、いよいよ春のG1シーズンが幕を開けましたが、いかがお過ごしでしょうか。藤田ハチ子でございます。

 昔から、晴れてほしいときは「てるてる坊主」を吊り、逆に雨が降ってほしいときは逆さに吊り下げるという迷信?があります。では1人が晴れを願い、もう1人が雨を願えば、その日の天気はどうなるのでしょうか。

 答えはさておき、今週末の大阪杯(G1)を巡る戦いの水面下でも、そんな”合戦”が繰り広げられているのかもしれません。何故なら、昨年の日本ダービー馬マカヒキと、香港ヴァーズ(G1)の覇者サトノクラウンの両陣営はおそらく”真逆”のことを願っているからです。

 この2頭は、前走の京都記念(G2)で激突。「稍重」で行われたレースは人気こそマカヒキに軍配が上がりましたが、最終的にはサトノクラウンの完勝でした。それもkg重い斤量での結果。マカヒキが久々だったとはいえ、小さくはない差がつきました。

 そうなると同斤で迎える今回、もしも雨が降れば一気にサトノクラウン有利となる可能性が高いといえます。一方マカヒキ陣営もしきりに「良馬場でやりたい」と漏らしていますが、それは逆に「良馬場でさえあれば逆転できる」という自信の表れでもあるのでしょう。

 対するサトノクラウンは、国内での全5勝のうち3勝が雨で重たくなった馬場という典型的な雨巧者。雨でマカヒキを始めとした有力馬が、いつもの能力を発揮できなければ占めたもの。昨年の宝塚記念(G1)で雨巧者マリアライトがキタサンブラックを撃破したように、一気に戴冠の可能性も高まってきます。

 つまり、この”両陣営の願い”は真っ二つに割れ、まさに「天の意志」が両者の運命を大きく左右しようとしているというわけです。

 実は、今週の週初めは”マカヒキ側の願い”が優勢でした。兵庫や大阪の週間天気予報では、来週まで多少の雲は出るものの「雨が降ることはない」とされていたのです。

大阪杯の有力馬マカヒキとサトノクラウンが”水面下”で激しく激突!? お互いの生き残りをかけ、二転三転する「天の意志」を掴むのは……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛