GJ > 競馬ニュース > 大阪杯「天の意志」  > 2ページ目
NEW

大阪杯の有力馬マカヒキとサトノクラウンが”水面下”で激しく激突!? お互いの生き残りをかけ、二転三転する「天の意志」を掴むのは……

【この記事のキーワード】, ,

 これで一安心。良馬場でさえあれば「高速馬場の申し子」マカヒキには、絶好のコンディション。サトノクラウンだけでなく、本命のキタサンブラック撃破まで見据えた不動の対抗評価となる……。

 と思いきや、今は冬から春にかけての季節の変わり目。天候は至って気まぐれ、乙女心のように移ろいやすのです。

 高松宮記念(G1)があった先週も、週明け当初は晴れ予報。昨年の中京競馬における「謎の高速馬場」が再現されるか注目されていました。ところが、実際は週中にまとまった雨が降り、高松宮記念当日も雨模様。結局レースは稍重で行われ昨年の”高速馬場疑惑”も晴れませんでした。

 そして昨日、改めて週間天気予報をチェックすると31日(金)と1日(土)に雨マークが……(また変わってるー)。

 見事に”サトノクラウン側の願い”が押し返した状況。本番当日こそ「曇りのち晴れ」となっていますが、ここまで来るとわずかにスライドしただけでも、本番の馬場状態に大きな影響がでる可能性があります。

 良馬場開催を願うマカヒキ陣営にとっては、まさに瀬戸際といったところでしょうか。

 大阪杯の人気順もキタサンブラックの1番人気は不動として、2番人気はこの両頭でかなり競りそうな雰囲気。最終的な馬場状態が人気に大きく影響することは間違いないでしょう。

 そして、こういったお天気で大変なのは馬券を買う我々も同じ。私も取材を兼ねて現地に突撃予定ですが、馬券を買うタイミングはかなり微妙になりそうです。個人的にはせっかくの大阪杯初G1なので晴天の下、大好きなマカヒキを応援したいのですが、雨が降り出すとサトノクラウンを信頼しないわけにはいかないでしょう。

 そうなってくると、やっぱり馬場コンディションがどちらに転んでも「OK」な、大本命のキタサンブラック&武豊から入るのが正解なのでしょうか。
(文=藤田ハチ子)

大阪杯の有力馬マカヒキとサトノクラウンが”水面下”で激しく激突!? お互いの生き残りをかけ、二転三転する「天の意志」を掴むのは……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
  2. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!