GJ > 競馬ニュース > 欧州最強ノヴェリスト
NEW

ノヴェリストは他の欧州種牡馬とは違う!? 日本実績抜群の「ルーツ」と配合の妙に期待

【この記事のキーワード】, ,
ノヴェリストは他の欧州種牡馬とは違う!? 日本実績抜群の「ルーツ」と配合の妙に期待の画像1

「欧州最強の血」に日本で大活躍した血族……世界を跨いだ交配によって未知の魅力を持った馬が産まれるのも、競馬の魅力のひとつだ。

 今年、オルフェーヴルやロードカナロアなど国内を席巻した馬たちとともに種牡馬としてデビューするのが、当時欧州最強古馬として君臨したドイツの強豪、ノヴェリストである。

 2011年のデビューから4連勝、その後2敗を挟んだものの、その後はドイツ国内外のG1を5連勝。2013年、G14勝目のキングジョージVI&QESでは2着に5馬身差をつけるスーパーレコードで勝利を収めている。同年の凱旋門賞に挑戦したオルフェーヴル、キズナにとって「最大の障壁」と目されていた(最終的には回避)。

 その後ジャパンCに出走を予定していたがここも回避して引退、社台スタリオンステーションで種牡馬入りとなる。そして今年、産駒がいよいよデビューの運びとなったわけだ。

 日本における欧州種牡馬といえば、馬場適性の違いから思うように活躍ができないという認識も強い。現在日本で気を吐いている欧州出身種牡馬はハービンジャーが目立つ程度で、それ以外で真に「成功」といえる馬は少ない。

 ただ、ノヴェリストに関しては「生粋のドイツ馬」という点において、ノーザンダンサーで溢れ返った他の欧州国とは異なる期待が持てる。

 ドイツ競馬は世界的流行には動かず、自国で血統を育んできた歴史がある。それがノーザンダンサーや日本ではサンデーサイレンスなど「血の飽和」に苦しむ国にとっておあつらえ向きだとして需要が高まり、世界各国に輸出される運びとなっている。

ノヴェリストは他の欧州種牡馬とは違う!? 日本実績抜群の「ルーツ」と配合の妙に期待のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗