真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.13 06:00
エイシンヒカリ引退。武豊騎手とのコンビで逃げに逃げた破天荒競走生活
編集部
エイシンヒカリ(競馬つらつらより)世界ランクでも上位に名を連ねていたエイシンヒカリが、12日付けで競走馬登録を抹消された。今後は、北海道レックススタッドで種牡馬となる予定だ。
エイシンヒカリは、主に中距離レースで活躍。国内重賞では15年のエプソムC、毎日王冠(G2)を制覇したのみだったものの海外G1の香港C、イスパーン賞で2勝し、国際的な知名度を獲得していた。
エイシンヒカリの父馬はディープインパクト、母馬・キャタリナで母馬の父はストームキャットだ。この父馬と母父馬の組み合わせは、12年のダービー馬であるキズナや13年の桜花賞を制したアユサン、14年のエリザベス女王杯で勝利したラキシス、さらに昨年ドバイターフで栄冠を勝ち取ったリアルスティールらと同じ。まさに良血と呼ばれる絶好の組み合わせだろう。
実績のある血統で誕生したエイシンヒカリだったが、幼少期は調教師の坂口正則氏いわく「小さい馬で全体的に体が弱かった」という。そのため、デビューは4月と同期からは一歩遅れてしまう。だがそれでも前評判は高く、デビュー5戦はすべて1番人気。そしてそれに応えるかのごとく無傷の5連勝を飾った。
だが5連勝目を飾ったアイルランドTあたりから、同馬の弱点が指摘され始める。それはもたれグセだ。同レースでは逃げの一手をうち、そのままトップを譲らずゴール。だが直線に入り400mを切った辺りから徐々に外へとよれ始め、200mでは外ラチ、ファンの目の前を走るという大斜行を見せた。レース後は”調教注意”を受けてしまう。
ユニークな勝ち方をしたエイシンヒカリはその後も快進撃を続けるかと思いきや、次のレースでは1人気に押されるも9着と惨敗。決してもたれたわけではなく、出走した馬たちから自分のレースをさせてもらえず「潰された形」となってしまった。
PICK UP
Ranking
23:30更新
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
JRA「強制卒業」させられたリーディング下位騎手のフリー化が続々、内輪揉めや騎乗馬の確保を心配する声も…「誰も得をしなかった」介入とは
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?















