武豊も唖然! ルメールがお笑い転向? 完璧すぎる「芸」にシンザン記念惨敗の理由はコレだった?
2017年が始まり各地で成人式そして新年会と盛り上がりを見せている。競馬界も例に漏れず、馬主関係者や生産者、そして各厩舎もそれぞれが新年会を行っており、その中で今年も1月9日に行われた「関西騎手クラブ」の新年会が大盛り上がりだったという。その立役者は昨年に続きお笑い芸を披露したクリストフ・ルメール騎手。
「〇〇年後の武豊騎手会長」というテーマで白髪のカツラをかぶり、その場を盛り上げたという。この新年会が行われたのは1月9日、つまり京都では重賞のシンザン記念(G3)が行われた翌日のこと。このシンザン記念でコウソクストレートに騎乗したルメールは、外枠の影響もあっただろうが終始後方からの競馬で直線も見せ場もなく敗退。消極的な競馬に納得がいかないファンや、観戦に来ていたコウソクストレートの牧場関係者がtwitterで不満を漏らすなどレース後も「ルメールの乗り方に異論」を唱える見方も少なくなかった。
しかしその原因がこの新年会の「ネタ」にあったとしたのなら、ルメールの気持ちも分からないまでもないだろう。つまりルメールは翌日の新年会で披露する「ネタ」で頭が一杯であり、とても競馬どころじゃなかったのかもしれないからだ。
ちなみにこの新年会ではお笑いコンビの「ピーマンズスタンダード」も登場して持ちネタのシステマを披露したというが、出席した高田潤騎手のtwitterによればやはりインパクトはルメールの方が上だったようだ。
一昨年からJRA所属となったルメールは、昨年の関西騎手会新年会では当時流行していた「厚切りジェイソン」にちなんで「厚切りルメール」を披露。その馬では日本人騎手の不可解な騎乗に対して「Why Japanese?」と叫び喝采を浴び、騎手とは思えないセンスを披露。仮に明日引退したとしても吉本がスカウトするかもしれない。そういった意味でも天はルメールに二物を与えたことになる。
2016年に戸崎騎手と熾烈なリーディング争いをした影響からか、年が明けてからのルメールは精彩を欠いた騎乗が目立った。「ネタ」にされた武豊騎手が重賞を含む4勝、勝率20%、連対率45%と好スタートを切ったのに対し、ルメールは2勝で勝率9.1%、連対率18.2%という数字。3日間で1番人気馬に6回騎乗して2勝はともかく、2~5番人気という上位人気馬に13回騎乗して0勝2着1回3着0回というのはあまりにも酷い。
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