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2017.06.28 13:00

帝王賞前日に2000万馬券! この流れで大井競馬に大荒れ兆候?
編集部

ダート界の春を締めくくる帝王賞(G1)。毎年トップクラスの実力馬が集結するとあって注目されている。そのレースの開催を控えた大井競馬場で、三連単で2千万円超えの配当金が発生したと話題だ。
その舞台となったのは27日の大井競馬で行われた12レース、16頭立てのダート1700mの「ロマンティックナイト賞」だ。レースは1着14番人気のプラチナバディ、2着15番人気のメジャーメアリー、そして9番人気のグットドディユが入線した。
下位人気が上位に来たため、レースは荒れに荒れ、配当金は単勝9200円、三連複171万5660円、そして三連単は2669万3120円というとんでもない金額となった。この3連単配当はJRAも含めた国内競馬では3番目の高配当。これまでの地方競馬史上最高額を更新している。まさに夢の配当だ。このレースの内容を振り返ってみよう。
レースはややバラけた形でスタート。マヒナズヒルがハナを奪いプラチナバディは3番手で追走する。そして、レースが動いたのは3コーナーだった。中断に待機していたメジャーメアリーがするすると先頭へ進出。直線に入るとマヒナズヒルとメジャーメアリーが併せ馬になり、プラチナバディはその後ろで機をうかがう。
100mを切るとマヒナズヒルは力尽き、後退。メジャーメアリーもプラチナバディに交わされてしまい、ここで先頭が入れ替わった。そのままプラチナバディがトップでゴールを駆け抜け、メジャーメアリーがそれに続く。3着にはクビ差でグットドディユが入り、4着はこのレースで一番人気だったスターリットナイト。3着と4着が入れ替わっただけでも、この超高額配当は生まれなかっただろう。
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