真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.07 09:18
馬にだって「働きたくない日」はある? レパードS(G3)で”個性派”テイエムアンムートがまさかの「レース放棄」も共感の声が続々!
編集部
これまでの競馬史に誰よりも速く走ったことで称賛を浴びた馬は数多くいるだろう。だが、逆に誰にも流されず「走らなかったこと」でファンを獲得した馬はそう多くないはずだ。
6日に開催された新潟競馬のメインレース第9回レパードS(G3)。レースは単勝1.5倍の大本命エピカリスが3着に敗れ、3連単は80万7250円の大波乱の結果となった。
だが、レース後に最もファンの関心を引いたのは、国内初黒星を喫したエピカリスではなく、誰よりも早くゴール板を駆け抜けたローズプリンスダムでもなく、誰よりも早くレースから”引き揚げた”テイエムアンムート(牝3歳、栗東・柴田光陽厩舎)だったのかもしれない。
15頭立てで行われたレース。いつものようにゲートが開き、各馬が勢いよく飛び出した……と思いきや、いきなり1頭欠けているではないか。落馬などの事故があったわけでもなく、唐突に1頭”消えた”形となったが、どうやらゲートが開くや否やレースへの参加を”拒否”した馬がいたようだ……。
ゲートが開き、各馬が勢いよく飛び出していく一方、まるでライバルたちの”見送り”でも終えたかのようにゆっくりとゲートから歩き出たのが、テイエムアンムートだった。激しいレースを繰り広げる同世代たちを尻目に、まるで「我関せず」といったような振る舞いには、どこか優雅ささえ感じさせる。
鞍上も通算2200勝と豊富な経験を誇る大ベテランの鞍上・柴田善臣騎手だけに、馬に進んでいく意思がないと察知すると、特に慌てることもなくコースの外側へ誘導。レースという競走馬にとっての仕事を”拒否”したといえば良いのだろうか……終始、落ち着いた様子でコースから引き揚げていった。無論、レースは競走中止となっている。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ