馬券に直結する夏男は誰だ! この夏絶好調のお祭りジョッキーは武豊?それともやっぱりあの男?
近年夏の暑さが目立っているが、アスリートの中にはこの暑さを得意とする選手や逆に苦手とする選手も少なくない。例えばプロ野球横浜DeNAベイスターズの梶谷隆幸選手は、夏は体重が落ち苦手と語っている。逆に南米出身の選手は気温が低い3月や4月よりも気温が上がる夏を得意とする選手が多いようだ。
競馬も同じで夏が得意な馬や苦手な馬もいれば、騎手も同じように夏が得意な騎手や苦手な騎手がいるようだ。
今年の夏競馬も半分が過ぎいよいよ後半へ突入、そこでここまでの成績をチェックし、夏が得意な騎手いわゆる「夏男」を探してみようと思う。興味深いデータがあったのでぜひ馬券の参考にしていただきたい。
集計期間は宝塚記念の翌週7月1日から先週7月30日までの5週間。地方競馬は含まずJRAのみの成績から検証。結果を見ると意外な「東西夏男」が判明した。
関東所属騎手
◎驚異の勝率32.6%!リーディング独走中!
戸崎 圭太
[30.7.11.44]
騎乗回数:92
勝利数:30
勝 率:32.6%
連対率:40.2%
複勝率:52.1%
備考:7月8日が誕生日であるようにまさに夏男。先週の新潟開幕週は上位人気馬の騎乗ばかりだったが、土日で9勝の荒稼ぎ。騎手リーディングは2位のルメールに15勝差の独走となっている。集計期間中の勝率32.6%は通算勝率20%から大幅にアップ。もちろん連対率も複勝率もアップしている。日曜は初の小倉遠征だがどんな競馬を見せるか注目だ。
◎各数値が大幅アップ!
北村 宏司
[12.7.2.65]
騎乗回数:86
勝利数:12
勝 率:13.9%
連対率:22.0%
複勝率:24.4%
備考:北村騎手も7月24日の夏生まれ。この約1か月で今年の勝利数の3分の1にあたる12勝をあげた。勝率も通算の8.3%を上回る13.9%、連対率も17.2%から22%までアップした。
◎この夏好調、穴馬の激走にも要注意!
柴田 大知
[8.7.10.59]
騎乗回数:85
勝利数:8
勝 率:9.4%
連対率:17.6%
複勝率:29.4%
備考:この夏は8勝の好成績。通算勝率6.1%よりも高い9.4%、連対率も14.6%から17.6%、複勝率も22.8%から29.4%までアップした。
◎1年ぶりの重賞制覇、得意の新潟コースは要注目!
津村 明秀
[6.8.2.59]
騎乗回数:75
勝利数:6
勝 率:8%
連対率:18.6%
複勝率:21.3%
備考:夏の約1か月で6勝を記録。勝率、連対率、複勝率は微増にとどまったが中京記念ではウインガニオンとのコンビで自身約1年ぶりの重賞勝利を決めた。新潟は昨年も全コースの中でトップの10勝をあげておりこの夏も注目。
◎北の大地で絶好調、札幌開催で注目!
丹内 祐次
[7.2.2.56]
騎乗回数:67
勝利数:7
勝 率:10.4%
連対率:13.4%
複勝率:16.4%
備考:通算勝利は19勝で勝率も5.6%と低いが、この夏は函館~札幌を主戦場に7勝、勝率10.4%を記録した。7勝の内3勝が特別戦で函館2歳ステークスでは12番人気のウインジェルベーラを2着に激走させている。
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