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2017.07.30 10:52
的場文男騎手が落馬寸前から「幻の奥義」で復活!? 今年「還暦」のレジェンド騎手が59年前に失われた「天神乗り」を緊急披露!
編集部
地方競馬の”レジェンド”が極限の状況で「神騎乗」を復活させた。
28日の大井競馬の11Rで1番人気のワタリセイユウに騎乗した的場文男騎手。単勝1.4倍と、ここでは圧倒的な人気を背負っていたが、あろうことかレース中に鞍が大きくズレるアクシデントに見舞われた。
述べるまでもなく、鞍は馬に乗るためのバランスをとる極めて重要な馬具。普通の騎手なら、この時点で万事休すだろう。下手の動くとバランスを失って落馬する危険すらある。
しかし、思わぬアクシデントにより最大のピンチに追い込まれたワタリセイユウの鞍上は、今年5月に史上2人目となる通算7000勝を達成した「大井の帝王」だ。的場騎手は今年還暦となる60歳とは思えぬ身のこなしで態勢を立て直すと、そのあまりにも豊富な引出しから、まさかの”奥義”を繰り出した。
「だいぶ前に鐙(あぶみ)を脱いで乗ったこともあったけど、滅多にないこと。天神乗りでも、ムチはあるから追えるものだよ」
レース後、『サンケイスポーツ』の取材にそう笑った的場騎手が繰り出したのは「天神乗り」といわれる古来の騎乗スタイル。現在は腰を浮かした前傾姿勢の「モンキー乗り」が主流だが、59年前の1958年に保田隆芳騎手がアメリカから技術を導入するまでは、ずっと馬に対して垂直に跨る「天神乗り」が主流だった。いわば、今や幻の騎乗法である。
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