GJ > 競馬ニュース > 的場文男「幻の奥義」
NEW

的場文男騎手が落馬寸前から「幻の奥義」で復活!? 今年「還暦」のレジェンド騎手が59年前に失われた「天神乗り」を緊急披露!

【この記事のキーワード】, ,
的場文男騎手が落馬寸前から「幻の奥義」で復活!? 今年「還暦」のレジェンド騎手が59年前に失われた「天神乗り」を緊急披露!の画像1

 地方競馬の”レジェンド”が極限の状況で「神騎乗」を復活させた。

 28日の大井競馬の11Rで1番人気のワタリセイユウに騎乗した的場文男騎手。単勝1.4倍と、ここでは圧倒的な人気を背負っていたが、あろうことかレース中に鞍が大きくズレるアクシデントに見舞われた。

 述べるまでもなく、鞍は馬に乗るためのバランスをとる極めて重要な馬具。普通の騎手なら、この時点で万事休すだろう。下手の動くとバランスを失って落馬する危険すらある。

 しかし、思わぬアクシデントにより最大のピンチに追い込まれたワタリセイユウの鞍上は、今年5月に史上2人目となる通算7000勝を達成した「大井の帝王」だ。的場騎手は今年還暦となる60歳とは思えぬ身のこなしで態勢を立て直すと、そのあまりにも豊富な引出しから、まさかの”奥義”を繰り出した。

「だいぶ前に鐙(あぶみ)を脱いで乗ったこともあったけど、滅多にないこと。天神乗りでも、ムチはあるから追えるものだよ」

 レース後、『サンケイスポーツ』の取材にそう笑った的場騎手が繰り出したのは「天神乗り」といわれる古来の騎乗スタイル。現在は腰を浮かした前傾姿勢の「モンキー乗り」が主流だが、59年前の1958年に保田隆芳騎手がアメリカから技術を導入するまでは、ずっと馬に対して垂直に跨る「天神乗り」が主流だった。いわば、今や幻の騎乗法である。

的場文男騎手が落馬寸前から「幻の奥義」で復活!? 今年「還暦」のレジェンド騎手が59年前に失われた「天神乗り」を緊急披露!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……