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2017.06.01 13:40
武豊も絶句! 7000勝的場文男は「最大の関門」を今度こそ超えられるのか…
編集部
※イメージ画像:『還暦ジョッキー がむしゃらに、諦めない』(KADOKAWA)
今年も7日(水)に、南関東(TCK)3歳クラシックレースの第2弾となる東京ダービー(S1)が大井競馬場で開催される。
東京大賞典と並び、TCK重賞の中でも最も長い歴史を誇る伝統のレースである東京ダービー。そのレースに、今年通算7000勝を達成した的場文男騎手が36回目の出走を予定している。
圧倒的な勝負強さで大井の帝王との異名を持つ的場騎手は、73年10月に初騎乗、その1カ月後に初勝利を記録。足掛け34年にして、今年、ついにその勝利数は7000にまで積み上げた。
日本で最も知名度が高い騎手として知られる武豊騎手も「週刊大衆」(双葉社)で連載しているコラム「人生に役立つ勝負師の作法」で、的場騎手が達成した偉業を取り上げており、「実際に一つずつ積み上げるとなると、これはもう気が遠くなるような、とんでもない数字です。正直、すごすぎて、ちょっと言葉が出ません」と手放しで賞賛している。
現役騎手として圧倒的な勝利数を記録している的場騎手は、帝王賞(G1)、東京大賞典(G1)、川崎記念(G1)など多くの交流G1や重賞で勝利をその手にしてきいる。だが、なぜか大井競馬最大級の規模と人気を誇り、所属する騎手の”最高の栄誉”ともいえる、東京ダービーでは2着は9回も記録したものの、いまだに勝利をその手中に収めていない。
今年は7000勝を達成したメモリアルイヤーであるため、的場騎手が掛ける思いは並々ならぬものがあるだろう。今回は”初優勝”をかけて大井競馬場の生え抜きであるブラウンレガートに騎乗予定。これまで7戦に出走し【4.2.1.0】と3着内から外れたことがなく安定感は抜群だ。的場文男騎手もつきっきりで調教に臨んでおり、コンビネーションにも不安はない。
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