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武豊騎手「スプリンターズS苦手」説も……過去10年は振るわない成績だが、「機会」の数も影響?

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 10月1日のスプリンターズS(G1)に、人気の一角として出走するダイアナヘイロー(牝4歳、栗東・福島信晴厩舎)。鞍上は同馬と抜群の相性を誇る武豊騎手だ。

 武騎手とダイアナヘイローの通算戦績は[5.2.1.2]で二度の着外はともに4着。相性が抜群の上に、8月の北九州記念を含め目下4連勝中とここへきて一気に頂点を狙うニューヒロイン候補となった。

 前走は枠や展開、位置取りなどすべてが完璧な鮮やかな勝利。絶対王者不在となって久しいスプリント界を考えれば、勢いそのままの戴冠があってもおかしくはない。福島調教師が来年で定年を迎えるというエピソードを考えれば、武騎手にも期するものもがあるのではないだろうか。

 ただその一方、武騎手はスプリンターズS(G1)と相性が決してよくない騎手として知られている。

「スプリンターズSは通算2勝している武騎手ですが、一度目は1990年のバンブーメモリーとかなりの過去、2度目はビリーヴで達成していますが、この時は新潟開催でした。過去10年では6回騎乗して最高は4着と、馬券に絡めていません。今回のダイアナヘイローも2014、15年に出走したベルカント(結果は5着、13着)に似ているような……。

過去にもシーキングザパールやアグネスワールド、アドマイヤマックスなど強豪で出走している武騎手ですが、なかなか勝利することができないレース。皐月賞や有馬記念など、中山競馬場のG1との相性は決してよくはない印象です。まあ、他のG1成績がすごすぎるだけなのですが」(記者)

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