武豊ダンビュライトが「調整ミス」!? 神戸新聞杯(G2)で権利獲り狙うも「計画狂い」の”暴走”に調教師は文句たらたら……

絶好調ダンビュライトの”勢い”が止まらない。
今週末に阪神競馬場で行われる神戸新聞杯(G2)でクラシック最後の1冠・菊花賞(G1)の優先出走権を狙うダンビュライト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)は21日、栗東の坂路で最終追い切りを行った。
ここ3週はいずれも坂路で追い切りを行っているが、その充実ぶりは驚愕の一言。2週前には4ハロン50.7秒と自己ベストを叩き出すと、1週前はそれを更新。50.4秒はこの日の1番時計だった。そして、今週も50.9秒で併せ馬を4馬身ちぎり捨てるなど、春よりも明らかにパワーアップしていることは間違いなさそうだ。
この動きに『サンケイスポーツ』の調教評価は堂々の「S」。見守った音無秀孝調教師も「大人っぽくなった」と本格化に手応えを感じており、主戦の武豊騎手も『日刊大衆』で連載するコラムで「ひと夏を越した3歳馬が驚くほどの変身を遂げて帰ってきたというケースを、これまでに何度も目にしてきました」「僕の中では100%期待しかありません」と力強く言い切った。
ここに来ての本格化。そして好タイム連発と、調子の良さは誰の目にも明らか。しかし、そこにはしっかりと「理由」があるようだ。
「武豊騎手が『最強の1勝馬』とダンビュライトを評価している通り、この馬はデビュー戦以来勝ち星がありません。春も日本ダービー(G1)まで進めたのは、2歳秋のサウジアラビアRC(G3)2着で上積みした本賞金があったからこそ。
しかし、その金額は1050万円なので、例えば夏の1000万下を勝ち上がってきた馬(1500万円)よりも下になるんですよ。もっと言えば、2歳時に萩S(OP)を勝って以来、賞金を上積みできていないプラチナヴォイス(1200万円)などにも劣っており、今回の神戸新聞杯で優先出走権が取れないようだと、かなり厳しい立場に追い込まれることになります。
そのため、神戸新聞杯での権利奪取は必須。本番が控えるトライアルとはいえ、陣営が調教に熱を入れるのも当然だと思いますね」(競馬記者)
そんな陣営の思惑もあって、前哨戦から絶好調の動きを見せているダンビュライト。1番人気が確実なダービー馬レイデオロを筆頭に、多くのライバルが”トライアル仕様”の中での充実ぶりは大きなアドバンテージになりそうだ。
しかし、その一方で好時計を連発する本馬の動きに、逆に「不安」を覚える声もあるようだ。前出の記者が語る。
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