真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.05 09:15

大魔神・佐々木主浩氏も心配!? キタサンブラックも巻き込まれた「魔のレース」の”呪い”に新生シュヴァルグランも要注意?
編集部
果たして、その原因は激戦による疲労なのか。それとも単なる偶然のイタズラなのか……。中でも象徴的なのは、この天皇賞・春をスーパーレコードで制したキタサンブラックが、次走の宝塚記念(G1)で信じられないような敗戦を喫したことだろう。単勝1.4倍を背負ってのショッキングな敗戦は、今なお多くの競馬ファンの記憶に残っているはずだ。
その際、演歌界の大御所・北島三郎オーナーが「この前(天皇賞・春)も多少走っているし、その前(大阪杯)も勝たせてもらって、馬も疲れている。『疲れてる』と俺に言いたかったんじゃないかな」と相当な疲労が溜まっていたことを示唆。やはり、激戦の疲労は確実に残っていたようだ。
また、このレースで3着だったサトノダイヤモンドも、この秋は凱旋門賞制覇を目指してフランスに遠征したが、前哨戦のフォワ賞(G2)、本番の凱旋門賞(G1)ともに良いところなく敗戦。欧州の重い馬場に苦しんでいた姿が印象的だったが、やはり本来の走りではなかった。
さらに4着のアドマイヤデウスこそ豪州に移籍となったが、5着のアルバートは秋初戦のオールカマー(G2)で7着に惨敗。さらにコンディション不良で、予定していたメルボルンC(G1)遠征を断念している。
また6着に敗れた昨年の皐月賞馬ディーマジェスティも、疲労のために予定していた宝塚記念を回避。未だ休養中の身で、秋のプランは白紙のままである。7着のゴールドアクターも宝塚記念(G1)こそ2着に好走したが、この秋はトモに疲れが出たという理由で予定されていたオールカマー(G2)を回避。ジャパンCを目指して調整されているが、出走できるかは未定だ。
一方で、このレースで13着、15着に大敗したタマモベストプレイとヤマカツライデンは、この夏の函館記念(G3)で揃って激走し、3連単91万馬券の大波乱を演出。今年の天皇賞・春は、競馬史に残る激戦を演じた上位陣よりも、むしろ早々に脱落してダメージが少なかった大敗組の方が後々好結果を残すという、偶然にしてはなんとも皮肉な状況が生まれている。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?