真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.01 11:20
【毎日王冠(G2)展望】「女王」ソウルスターリングVS「マイル王」サトノアラジンで秋の東京が豪華開幕!ダービー馬マカヒキやリアルスティールにも「復活」の手応え
編集部
ソウルスターリング(競馬つらつらより)8日、東京競馬場で行われる毎日王冠(G2)には、今年も秋のG1戦線を占う豪華メンバーが揃った。2000mの天皇賞・秋(G1)と1600mのマイルCS(G1)を狙う有力馬が、1800mの毎日王冠で激突。今年はどの馬が秋の東京開催の開幕を飾るのか。
この馬が、新たな時代の幕開けの象徴となるか。世界的なスケールを誇る3歳女王ソウルスターリング(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が異例の毎日王冠からの始動となった。
すでに秋華賞トライアルが消化され、有力な3歳牝馬は軒並み始動。最後の”真打”を飾るように、女王が一流古馬の壁に挑む。それも向かう先は牝馬クラシック最後の一冠ではなく、天皇賞・秋(G1)。
かつてバブルガムフェローによって、史上初の3歳馬による天皇賞・秋制覇を成し遂げた名伯楽・藤沢和雄調教師のジャッジだけに、これは無謀な挑戦ではなく「明確な野望」を持ったプランと見て間違いないだろう。
27日に美浦のWコースで行われた1週前追い切りでは、藤沢厩舎特有の3頭併せを実践。古馬に胸を借りる形で追走を開始し5ハロン67.0秒、ラスト12.7秒。この厩舎らしく目立った時計ではないが、きっちりと併入を果たした。
この動きに師も「馬が走りたがっている」と満足気。先月には厩舎のもう一枚の看板ダービー馬レイデオロが、神戸新聞杯(G2)で王者の貫禄を見せつけただけに、同じくC.ルメール騎手とコンビを組むこちらも大きな飛躍を期待できる走りを見せてほしい。
毎日王冠を3歳牝馬が勝ったのは1956年が最後。当時は東京の2500mで行われていた。迎え撃つ古馬陣からすれば、あっさりと61年ぶりの快挙を許すわけにはいかない。3歳女王に立ち塞がるのは、マイル王サトノアラジン(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
















