真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.22 14:01
武豊「負傷不安」消えず……もはや「無欠」のキタサンブラック唯一の”不安”になるとは……
編集部
26日のジャパンC(G1)で不動の主役として登場するキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)。完全無欠の王者へ、まずは史上最多タイのG17勝を実現すべく出陣する。
ここ1年でもっとも心配されたレースである前走天皇賞・秋は、その不安を吹き飛ばすレースぶりで圧勝。歴史的不良馬場をものともせず、出遅れながらもインコースから突き抜けたその能力、勝負根性はファンの度肝を抜いた。これぞまさしく「現役王者」といえるものだった。ライバル・サトノクラウンとの壮絶な叩き合いも印象的で、史上最遅のレースを制した姿はインパクト十分だ。
ジャパンCは昨年制した舞台でもあり、適性は申し分なし。高速馬場でも不良馬場でも活躍できる姿を見せつけられた今、同馬に対し語ることは極めて少ない状況だ。
唯一あるのは馬ではなく「人」、武豊騎手である。
先々週の調教中に落馬し負傷。その週の騎乗は自重し、翌週から調教には復帰したが、騎乗は日曜日の2鞍のみだった。その内容もエイシンティンクルで暴走気味に逃げての9着、マイルCSではジョーストリクトリに騎乗したものの最下位18着に終わっている。エイシンティンクル騎乗の際には膝を庇いながら騎乗していたようにも見え、マイルCSのレース前、輪乗りの際に右足だけ鐙(あぶみ)に乗せずに騎乗しているなど、心配なシーンも先週は多く見受けられた。
そんな中、21日の「デイリースポーツ」のインタビューで「ケガの箇所については」という質問を受けた際、武騎手はこう応えている。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 羽田盃(G1)8頭立てに中央競馬と地方競馬の「温度差」浮彫り…3歳No.1フォーエバーヤング不在でも「敵前逃亡」続々、ダート革命に早くも失速の危機
- NHKマイルCに「史上最高メンバー」集結!? 2歳女王アスコリピチェーノVS2歳王者ジャンタルマンタルに加え「あの大物」参戦も…役割を終えたマル外ダービーに脚光
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 横山武史「乗り替わり」の無念を晴らす重賞勝利に会心ガッツポーズ! 初のメイン勝ちなど大暴れ「妹弟子」の活躍も刺激に?
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- スキルヴィングの非業の死から1年…懸念される青葉賞(G2)の超高速化と歴代最速馬の悲劇
- 【天皇賞・春(G1)】馬券圏内100%の激走で5万馬券的中!? 四位洋文が福永祐一に授けた「金言」とは… 11番人気2着スティッフェリオにあった鉄板級の法則
- 「ニューヒロイン候補」小林美駒が見せた著しい成長!リーディング争いに敗れても勝負強さでベテランを圧倒…女性騎手戦線に「新時代到来」の予感
- UAE競馬史上「最強」のジョッキーが短期免許で日本初参戦! ステレンボッシュ、シックスペンスの名門も「いい馬を用意している」
- 須貝尚介厩舎「重賞50連敗」ゴールドシップ、ソダシら手掛けた名門が苦戦…相次いだ誤算と見えてきた光明