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ホープフルS(G1)「存在感なし」にJRAも悲鳴!? 世代No.1ワグネリアンに続き、武豊グレイルも”無視”でG1の意義消滅……

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 25日に行われた京都2歳S(G3)は、武豊騎乗のグレイル(牡2歳、栗東・野中賢二厩舎)が優勝。不良馬場で行われたデビュー戦から10秒以上時計を詰め、デビュー2連勝を飾った。

 落馬負傷後のコンディションが心配されていた武豊騎手にとっても会心の勝利。来年のクラシックへ大きな弾みとなった。だが、レース後話題を集めたのが、その後のローテーションだ。

「陣営は来年のクラシックに備えて、年内休養を考えているようですね。すでに賞金も確保できましたし、至って普通の考え方だと思いますが、これで面白くないのがJRAです」(競馬記者)

 2000mの重賞を勝ったグレイルにマイルの朝日杯フューチュリティS(G1)に出走してほしいというのは、なかなか難しい願い出だ。しかし、JRAとしては今年G1の昇格させたホープフルS(G1)を「何としても成功させたい」という思惑がある。

 そのため、いわば前哨戦となる京都2歳Sを勝ったグレイルには、是が非でも出走してもらいたかったに違いないだろう。

 しかし、本馬が年内休養を決めたどころか、単勝1.7倍の1番人気で2着に敗れたタイムフライヤーもまた、当初はホープフルSに出走の意を示していたが、予定を変更する可能性が高まっている。

 関西がダメなら、関東。前哨戦となる東京スポーツ杯2歳S(G3)が先日行われた。だが、その勝ち馬で現時点で「世代No.1」と噂されるワグネリアンも、すでに来年の弥生賞(G2)からの始動が発表されており、G1であるはずのホープフルSは”無視”といった状態……。

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