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JRA元騎手がホープフルS G1化「不要」断言! 多すぎ「500万下系重賞」と構造的問題

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 元ジョッキーが、今年からはじまるJRAの「新体制」に物申した。

 口を開いたのは、坂井千明元騎手。あのナリタブライアンが三冠を決めた菊花賞で2着ヤシマソブリンに騎乗していたことで有名だが、現在は競馬評論家としてテレビ出演、ブログ「元騎手・坂井千明の乗り役流儀」での歯に衣着せぬ言動でも時折話題になっている。

 そんな坂井氏が6日のブログで、今年からはじまる「あのレース」を糾弾した。

 坂井氏は「そういえば、今年からホープフルSがGIに昇格するけれど」と切り出し「2歳時に重賞を乱立するのは個人的には感心しない」と言及。

「現状でも多すぎるくらいで、さらにGIを増やすのは決していいことではないと思う。いつも言っていることだけど、2歳なんて競走馬としてはまだ子供の段階」とし、賞金目当ての無理な出走を助長してしまうと主張。さらには「実質的にはほとんど1勝馬ばかりで、この時期の重賞を勝ったといって、それほどハクがつくわけでもない」とした。

 ホープフルSのG1化に関しては、当初より疑問の声が多かった。朝日杯FSもある中での牡馬2歳G1の設立、増えすぎた2歳重賞の象徴的存在、その年の締め括りだった有馬記念の「後」、平日に開催日を増やしてまで執り行う点など「本当に必要なのか」「金儲けだけだ」と批判の声は多かった。開催増加は競走馬の出走機会を増やす、という意図もあるのだろうが……。

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