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パチスロ「5号機問題」以上の恐怖!? ホール倒産「急増」で「悪夢」の再来は確実か

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 未だ20兆円を超える市場規模を誇ってはいるが、右肩下がりの傾向が続いているパチンコ業界。平成28年のパチンコ・パチスロ参加人口(推計)は前年比130万人減の940万人と、参加人口は確実に減少している。

 また最盛期には約1万8000店を誇った店舗数も、2017年には店舗数が1万店を割ったことも明らかになった。ホール倒産件数は、ハイペースで進行している状況だ。

 企業信用調査などを手がける帝国データバンクが10月10日に発表した「パチンコホール経営業者の倒産動向調査(2017年1~9月)」によると、2017年の倒産件数は9月時点で16件と「3年ぶりに前年を上回るペース」だった様子。

 来年2月より出玉規制が強化されることを考えれば、「倒産が急増する」との声が上がることは自然なことだ。多くのユーザーが覚えている、あの”悪夢”が再来する可能性は極めて高いと言えるだろう。

「2004年以降に発生した5号機問題ですよね。射幸性の高さが問題視された4号機が撤去され、新基準となる5号機が導入され引き起こされました。強烈な出玉性能に麻痺していたユーザーに、当初の5号機は支持を得られませんでしたからね。結果として入れ替え費用を負担した上に、集客数が大幅に下がってしまったことで経営が困難になったホールが続出してしまいました。

 2005年は39件、2006年は54件、2007・08年には72件が倒産するなど、4号機撤去の影響は非常に大きかったですよね。過去最高の水準になったあの時代は、業界にとって最大の危機と言っても大袈裟ではありません。結果として5号機はAT機の登場などによって人気を取り戻すことに成功しましたが、出玉が大幅に規制される今回は厳しい印象ですね。アノ時を超える悪夢が訪れる可能性も……」(記者)

 2017年9月時点における負債総額は198億1800万円。1月にゲンダイグループが大型倒産(105億)した影響が大きく、4年ぶりに前年(102億5500万円)を上回る厳しい結果であった旨が発表されている。

 これまでもパチンコ関連業界は、たびたび大きな壁にぶつかってきた。ただ現在の深刻度は、これまでとは比にならないだろう。

 今後もパチンコ関連業界への規制が強まっていくことは明白。さらに過酷な環境になると考えれば、「5号機問題」によって生まれた危機的状況の再来は避けられないのかもしれない。

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