真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.17 07:49

オークス(G1)土屋太鳳「愛馬」カンタービレが「神の選択」を打ち破る!?「最強の相馬眼」M.デムーロ騎手に”見捨てられた馬”が大波乱の主役に?
編集部
昨秋は、まさに「デムーロの秋」だった。
5月のオークス(G1)から11月のジャパンC(G1)までG1レースを10戦連続3着以内。さらに同レースまで日曜日の重賞で9週連続3着以内と「完全に神懸っていた」と述べても、何ら過言はない活躍ぶりだった。
その快進撃を支えたのが、デムーロ騎手の驚異的な「相馬眼」である。
9月のスプリンターズS(G1)では前哨戦のセントウルS(G2)の勝ち馬で、後に今年の高松宮記念(G1)勝つことになるファインニードルではなく、レッドファルクスを選択して見事に優勝。10月の天皇賞・秋(G1)でも前哨戦の毎日王冠(G2)を勝ったリアルスティールではなく、サトノクラウンに騎乗してキタサンブラックと大接戦を演じている。
さらに11月のエリザベス女王杯(G1)でも前年の覇者クイーンズリングではなく、G1未勝利馬のモズカッチャンに騎乗して優勝。続くマイルCS(G1)で今度はレッドファルクスではなく、同じくG1未勝利馬のペルシアンナイトを選択して2週連続G1制覇を飾った。
昨秋、デムーロ騎手に選ばれた馬は「勝ち負け」だった一方、逆に選ばれなかった馬はいずれも「馬券圏外に消える」という結果。このイタリア人騎手が何故ここまで大レースで強いのか、その一端を示す結果となった。
そういった意味で、20日に行われる今年のオークス(G1)においてデムーロ騎手に「選ばれなかった」カンタービレ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)は、厳しい立場と述べざるを得ないのかもしれないが……実際のところはどうなのだろうか。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山武史「コメントしないから!」に現場騒然…怒りが収まらなかったソールオリエンスの惜敗、手塚貴久師「2馬身くらいロス」の裏事情
幻のダービー馬と菊花賞馬の「落選」を惜しむ声続々…メイケイエールも一歩届かず、ぬいぐるみ化が実現したのは?
天皇賞・秋(G1)イクイノックス対ドウデュースが実現!川田将雅の有力馬とあの「香港最強馬」の再戦も!?
- 「距離延びていいと思わん」安藤勝己氏がセントライト記念組を辛口ジャッジ! 元一流騎手の見解に「今年はお願いしますよ」の声が出たワケ
- 風雲急を告げる菊花賞戦線…ソールオリエンスが敗れタスティエーラは「50年ぶり」の壁、混戦模様のキーワードは「マヤノトップガン」を探せ?
- 「レイデオロ以上の乗りやすさ」C.ルメールがゾッコンの大物登場か…「失敗種牡馬」の評価を覆す反撃、エフフォーリアの鹿戸雄一師も「いいモノを持っていそう」
- 1着賞金「約5億円」でも重賞じゃない!? 武豊が挑むジャパンCや有馬記念並みの注目レース、オオバンブルマイと「大盤振る舞い」なるか
- JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
- 武豊「秋華賞見学」の可能性も…ソーダズリング「完敗」で本番出走に黄色信号、桜花賞のパートナーも路線変更で見込み薄?
- 今村聖奈、角田大河ら活躍の裏で2年目「0勝」の大苦戦…今年4月に「謎のフリー転向」を遂げた競馬界のサラブレッドの裏事情