真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.12 08:35

ディープインパクト「武豊降板」の可能性あった!? 引退レース直前に訪れた大ピンチ「もう1人の天才騎手」が描いた野望
編集部

今年の日本ダービー(G1)を産駒のワグネリアンが勝利するなど、今や押しも押されもせぬ、日本競馬史を代表する存在となったディープインパクト。
しかし、そんな「近代競馬の結晶」のほぼ完璧な競走生活の中でも、当然ながらピンチはいくつかあった。1つはキャリア初の敗戦を喫した3歳時の有馬記念(G1)であり、もう1つは禁止薬物イプラトロピウムが検出されたことで失格となった凱旋門賞(仏G1)での敗戦だ。
しかし実はもう1つ、これらに匹敵する大ピンチといえるシーンがあった。引退レースとなった2度目の有馬記念「直前」の出来事だ。
この年、ディープインパクトは凱旋門賞でこそ敗れたが、国内では無敗を貫き、オグリキャップ以来の国民的人気を誇る超スターホースの地位を盤石なものにしていた。そして、そんな競馬史でも極めて偉大な存在も、年末の有馬記念でラストランを迎えようとしていた。
“事件”が起こったのはグランプリのわずか数日前。主戦の武豊騎手が香港で騎乗した際、まさかの審議対象となり、香港競馬から騎乗停止処分が言い渡されたのだ。
これで騒然となったのは日本の競馬界だ。よりによって間近に迫っていた有馬記念が「近代競馬の結晶」とまで言われていたディープインパクトの引退レース。このニュースが日本中の競馬ファンを震撼させたことは想像に難しくないだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を