GJ > 競馬ニュース > ゴールドドリーム「死角」は?
NEW

帝王賞(G1)ゴールドドリーム「死角」は……問題は状態よりも距離

【この記事のキーワード】, ,
ゴールドドリームの画像1※画像:ゴールドドリーム 『競馬つらつら』より

 ダート界の春を締めくくる帝王賞(G1)。毎年トップクラスの実力馬が集結するこのレースに、現在ダート王として君臨するゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)が参戦する。

 昨年、ゴールドドリームはフェブラリーS(G1)とチャンピオンズC(G1)の両方を制覇。史上3頭目となる統一ダート王となり、最優秀ダートホースの称号も獲得した。

 今年は絶対王者としてその地位を確固たるものにするかと思いきや、連覇のかかったフェブラリーS(G1)でノンコノユメに足元をすくわれてしまう。だが、今年からナイター決戦となった前走のかしわ記念(G1)でC.ルメール騎手とタッグを結成すると、最後の直線で鋭く伸びてノンコノユメを寄せ付けずに勝利。見事にリベンジを達成し、3つ目のビッグタイトルを獲得している。

 レース後にルメール騎手は「初めての船橋でも問題なく強かった」とレースを振り返り、問題があるとされているゲートも難なくこなし「いいポジションだったけど、リラックスして走ってくれましたよ。いいポテンシャルがある馬ですね」と相棒を手放しで称賛していた。

 そのルメール騎手とのタッグで2戦目の帝王賞を迎えるゴールドドリームは栗東CWで追い切り。6F85秒4-13秒7を記録。少々物足りないようにも思えるが、平田調教師は20日にルメール騎手を背に一杯追ったため、「予定通りの時計。順調に来ているので期待している」と「デイリースポーツ」の取材で明かした。

帝王賞(G1)ゴールドドリーム「死角」は……問題は状態よりも距離のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
  8. JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆