真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.26 14:45

帝王賞(G1)ゴールドドリーム「死角」は……問題は状態よりも距離
編集部

ダート界の春を締めくくる帝王賞(G1)。毎年トップクラスの実力馬が集結するこのレースに、現在ダート王として君臨するゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)が参戦する。
昨年、ゴールドドリームはフェブラリーS(G1)とチャンピオンズC(G1)の両方を制覇。史上3頭目となる統一ダート王となり、最優秀ダートホースの称号も獲得した。
今年は絶対王者としてその地位を確固たるものにするかと思いきや、連覇のかかったフェブラリーS(G1)でノンコノユメに足元をすくわれてしまう。だが、今年からナイター決戦となった前走のかしわ記念(G1)でC.ルメール騎手とタッグを結成すると、最後の直線で鋭く伸びてノンコノユメを寄せ付けずに勝利。見事にリベンジを達成し、3つ目のビッグタイトルを獲得している。
レース後にルメール騎手は「初めての船橋でも問題なく強かった」とレースを振り返り、問題があるとされているゲートも難なくこなし「いいポジションだったけど、リラックスして走ってくれましたよ。いいポテンシャルがある馬ですね」と相棒を手放しで称賛していた。
そのルメール騎手とのタッグで2戦目の帝王賞を迎えるゴールドドリームは栗東CWで追い切り。6F85秒4-13秒7を記録。少々物足りないようにも思えるが、平田調教師は20日にルメール騎手を背に一杯追ったため、「予定通りの時計。順調に来ているので期待している」と「デイリースポーツ」の取材で明かした。
PICK UP
Ranking
17:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?