帝王賞(G1)古川吉洋「暴走」で「武豊×テイエムジンソク」チェンジの可能性……個人馬主と「逃げ」という共通点
テイエムジンソク「競馬つらつら」より27日、大井競馬場で行われた第41回帝王賞(G1)は、2番人気ゴールドドリームがインコースを突き、連覇を狙ったケイティブレイブとの叩き合いを制して同レース初戴冠。マイラーなのではと不安もあったが、見事に克服した形だ。
C.ルメール騎手とゴールドドリームが見事な勝利を見せた一方で「やってしまった」とファンがガックリしてしまったのが、3番人気ながら6着に敗れたテイエムジンソク(牡6 栗東・木原厩舎)と古川吉洋騎手だ。
好スタートから、早々と持ち味である「逃げ」を披露したまではよかった。これまでもこのレースぶりで好走した例が多いだけに、この時点では多くのファンも期待したのではないか。
ただ、1000m通過タイムは59.9。大井のダートが中央のそれよりも「重い」という評価が多数ということを考えれば、これは明らかに「早すぎ」である。結果、テイエムジンソクは直線に入って間もなく1,2着馬に捉えられ、その後もズルズルと後退して敗戦。地方に移籍したリッカルドにも軽くあしらわれる有様だった。ついでにインコースをがら空きにしてゴールドドリームに「ヴィクトリーロード」をアシストするおまけつきである。
「テイエムジンソクにとって2000mは『長い』という意見はありますが、さすがに今回は古川騎手のコントロールミスに見えますね。本人は『結果としてペースが』と語っていたようですが、それをコントロールするのが騎手では?というツッコミもあります。特段暴れていたわけでもありませんし、古川騎手のペース配分のミスだったと言われても仕方がないです。
これで今年のフェブラリーS12着、平安S6着に続く3連敗。昨年の躍進を考えれば『敗戦で糸が切れた』という見方もできますが……乗り替わりの可能性もあるかもしれません」(現場関係者)
PICK UP
Ranking
17:30更新
JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
- 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
















