GJ > 競馬ニュース > 「3歳大物」が菊花賞挑戦
NEW

JRA「隠れた3歳大物」が菊花賞挑戦濃厚……「逃げ」からの転換で重賞勝利、成長もこれから

【この記事のキーワード】, ,
JRA「隠れた3歳大物」が菊花賞挑戦濃厚......「逃げ」からの転換で重賞勝利、成長もこれからの画像1

 先日行なわれた3歳戦、ラジオNIKKEI賞(G3)で厳しい流れを凌ぎ切って勝ったメイショウテッコン(牡3 栗東・高橋義忠厩舎)。これまでは揉まれ弱いために、どうしても逃げなければ勝てなかった馬が、今回は3、4番手に控える形でレースを運び、直線抜け出して迫ってきた1番人気フィエールマンを振り切り勝利を掴んだ。

 まだ決定ではないものの、秋の神戸新聞杯(G2)を経由して菊花賞(G1)を目指し調整していくようだ。

 今のところ、ダービー馬ワグネリアン以外の日本ダービー2〜5着馬が菊花賞参戦を予定しており、ここにトライアルレースで浮上してくる馬が割って入ってくるのだが、メイショウテッコンもこれに加わってくる可能性が高い。

「未知の3000mを走るんですから。それこそステイヤーのようなスタミナが問われるレースになる場合、どの馬も不安。メイショウテッコンにもチャンスはあるでしょう。むしろメイショウテッコンは引っ掛かって自滅することのほうがこわいですね。ただ、今回レース序盤は引っ掛かっていましたが、途中から落ち着いた走りができていました。

逃げの馬が3番手に控えてなんとか折り合い、ハンデ戦で56キロ背負って勝ったのは大きかったですね。厩舎関係者も収穫ありだったと喜んでいたようです。鞍上の松山騎手も『しっかり馬も我慢してくれた』と、揉まれても問題なかったメイショウテッコンを褒めていましたね」(現場記者)

 レース中に引っ掛かってしまう部分に関しては、秋までまだ時間があり、それほど心配はいらないかもしれない。この夏に放牧に出し、心身の成長があればすぐ解消される問題だろう。

JRA「隠れた3歳大物」が菊花賞挑戦濃厚……「逃げ」からの転換で重賞勝利、成長もこれからのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  7. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を