真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.08.19 07:31

JRA「世界的良血」シェーングランツ大変身で5馬身圧勝! 「オークス姉妹制覇」へC.ルメールが挙げた姉ソウルスターリングとの共通点
編集部
世界でも屈指の「超良血馬」が2戦目で、ついにベールを脱いだ。
18日に札幌競馬場で行われた2歳未勝利戦は、一昨年のオークス馬ソウルスターリングの半妹シェーングランツ(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が1番人気に応えて圧勝。後続を5馬身以上引き離す次元の異なる競馬で、大きな一歩を踏み出した。
「耳はお母さんに似ているけど、身体の線はお姉さんに似ているね」
母スタセリタが仏オークス馬、姉のソウルスターリングが日本のオークス馬。その両方の主戦を務めていたC.ルメール騎手にとって、また一頭思い入れの深い存在が現れた。
芝の1800mを7頭立てで行われたレースで、シェーングランツはまずまずのゲートの出を見せたものの、ルメール騎手が「まだ緩くて最初のスピードが出ない」と語った通り、スタートダッシュが今一つで後方2番手からの競馬。
ただ、ルメール騎手が無理に前へ促さなかったこともあって折り合いはすんなりとついていた。「お姉ちゃん(ソウルスターリング)と違って乗りやすい」とのこと。
小頭数ながら、やや縦長の展開で1000m通過は61.5秒。同距離、同コースで行われた10Rの富良野特別(500万下)が60.6秒だったことからも、この時期の2歳未勝利戦としてはやや厳しいペースだ。ラスト800mを切って各馬のペースが上がったものの、シェーングランツはなかなか加速できずに最後方へ。ここはルメール騎手も「エンジンが掛かるのに時間が」と課題の1つに挙げている。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を