真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.07 08:42

JRA「オークス2~4着全部故障」? 「高速馬場負担疑惑」再燃、日本ダービー出走馬も多数故障
編集部
アーモンドアイが制し、2冠を達成した今年のオークス(G1)。このレースで2冠女王となった同馬に敗れたライバルたちの故障が次々に発覚している。
2着のリリーノーブルはレース後に右前第一指骨の剥離骨折が判明。さらに放牧先では両前脚の球節部に腫れも見つかった。だが、陣営は軽症をアピールしており、秋にはステップレースを挟むことなく秋華賞出走を視野に入れているという。(追記:6日、左前脚の不安のため、秋の予定を白紙にするとサンデーサラブレットクラブが発表)
3着に入線したラッキーライラック。オークス後は休養に入り、ローズS(G2)から始動して秋華賞へ向かうローテーションが組まれていた。ところが、右後脚の球節に腫れが見つかったため、回避することを陣営が発表。秋華賞へは直行を表明しているが、現時点で馬体重は前走から約40kgも増えているという。楽観視はできない状況だ。
そして今度は4着だったレッドサクヤにも故障が発覚。オークス後休養に入り、ローズSで復帰を予定していたが、右前脚繋側靭帯炎のため年内は全休になる見込み。来年以降の復帰を目指すという。
オークス上位陣に軒並み故障が発覚。秋に出走を視野に入れている馬もいるものの、100%の状態でレースを迎えることができるかは不安視される事態に陥っている。
「オークスでは、昨年3着に入線したアドマイヤミヤビがレース後に左前屈腱炎で引退。一昨年前の2着馬チェッキーノも屈腱炎を発症して、長期休養入り。同馬は先日復帰しましたが、かつての走りを取り戻すことはできず引退しました。
過去にオークスの激闘後に故障が発覚するケースはありますが、今年のように上位陣が軒並み故障というのは珍しいですね。無事にターフに戻ってきてくれればいいのですが……」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客