GJ > 競馬ニュース > 藤田菜七子「今年20勝」
NEW

JRA藤田菜七子「今年20勝」目に見える成長の裏に「研究」と「営業」が!?

【この記事のキーワード】, ,
JRA藤田菜七子「今年20勝」目に見える成長の裏に「研究」と「営業」が!?の画像1

 21日、藤田菜七子騎手騎乗の7番人気モズワッショイ(牝5、栗東・牧浦充徳厩舎)が新潟競馬場で行われたダートのスプリント戦・北陸S(1600万下)を勝利。菜七子騎手はJRA今年20勝、通算40勝を飾った。

 12頭立てで行われたレースで、大外枠の12番からスタートすることになったモズワッショイ×菜七子騎手。スタートから果敢に前に出ると2番手で折り合わる。最後の直線では兄貴分である丸山元気騎手が騎乗するプレシャスエースと競り合いになるも、なんとかしのぎ半馬身差でゴールしている。

 レース後、菜七子騎手は前回騎乗した際に、ゲートの速い馬だと感じていたとした上で、「今日もゲートが速く、理想的なポジションでレースが出来ました」と想定通りに進んだと語り、最後に並ばれたが「そこからもうひと伸びしてくれました。とても根性のある馬です」と愛馬を讃えた。

「菜七子騎手は敏腕エージェントとの契約を解消したため馬質の低下、さらに通算31勝をあげたことでこれまでより斤量が重くなることなどから、成績の伸び悩みが懸念されていました。

 ですがノーザンファームの外厩施設に出向いて稽古に騎乗して、関係者たちとのパイプを築くことで馬質の過剰な低下を防ぐことに成功。さらに騎乗する馬のことをよく研究して、考えながらレースに臨んでいるため、騎乗技術も向上していると高評価を得ています。まだまだこれから期待ですね」(競馬記者)

 以前、「何の成績も残していないのに、ただただ『女性だから』という理由で注目されて……」と胸の内を『東京スポーツ』に明かしていた菜七子騎手。だが、現時点で美浦の騎手ランキングでは18位にランクイン。彼女のことを女性騎手という一面だけで注目している競馬ファンは徐々に少なくなってきているはずだ。

JRA藤田菜七子「今年20勝」目に見える成長の裏に「研究」と「営業」が!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  2. JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  10. 【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」