真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.23 08:02

JRA藤田菜七子「今年20勝」目に見える成長の裏に「研究」と「営業」が!?
編集部
21日、藤田菜七子騎手騎乗の7番人気モズワッショイ(牝5、栗東・牧浦充徳厩舎)が新潟競馬場で行われたダートのスプリント戦・北陸S(1600万下)を勝利。菜七子騎手はJRA今年20勝、通算40勝を飾った。
12頭立てで行われたレースで、大外枠の12番からスタートすることになったモズワッショイ×菜七子騎手。スタートから果敢に前に出ると2番手で折り合わる。最後の直線では兄貴分である丸山元気騎手が騎乗するプレシャスエースと競り合いになるも、なんとかしのぎ半馬身差でゴールしている。
レース後、菜七子騎手は前回騎乗した際に、ゲートの速い馬だと感じていたとした上で、「今日もゲートが速く、理想的なポジションでレースが出来ました」と想定通りに進んだと語り、最後に並ばれたが「そこからもうひと伸びしてくれました。とても根性のある馬です」と愛馬を讃えた。
「菜七子騎手は敏腕エージェントとの契約を解消したため馬質の低下、さらに通算31勝をあげたことでこれまでより斤量が重くなることなどから、成績の伸び悩みが懸念されていました。
ですがノーザンファームの外厩施設に出向いて稽古に騎乗して、関係者たちとのパイプを築くことで馬質の過剰な低下を防ぐことに成功。さらに騎乗する馬のことをよく研究して、考えながらレースに臨んでいるため、騎乗技術も向上していると高評価を得ています。まだまだこれから期待ですね」(競馬記者)
以前、「何の成績も残していないのに、ただただ『女性だから』という理由で注目されて……」と胸の内を『東京スポーツ』に明かしていた菜七子騎手。だが、現時点で美浦の騎手ランキングでは18位にランクイン。彼女のことを女性騎手という一面だけで注目している競馬ファンは徐々に少なくなってきているはずだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
「そういえば、ビリーヴは牝馬やったな」から20年…「JRA賞」の栄誉は孫世代へ
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客