GJ > 競馬ニュース > 菜七子の“ノーザン営業”
NEW

JRA藤田菜七子の”ノーザン営業力”こそ「若手成功のモデルケース」ノーザンファームと「良好関係」を築くコツ

【この記事のキーワード】, ,
JRA藤田菜七子のノーザン営業力こそ「若手成功のモデルケース」ノーザンファームと「良好関係」を築くコツの画像1

 9月2日の新潟3Rで4番人気のロマンスガッサンに騎乗して、今年17勝目をあげた藤田菜七子騎手。

 今夏、得意としている新潟開催では6勝を記録。増沢(旧姓・牧原)由貴子元騎手が保持していた記録(34勝)を塗り替え、さらにはJRA女性騎手年間最多勝利を更新し続けている。

 大きく躍進を遂げている菜七子騎手だが、この活躍には世界最大級の競走馬生産集団「社台グループ」のひとつである「ノーザンファーム」からの力添えも大きいという。

「今、菜七子騎手などの若手騎手は東西かかわらず、週の始まりに栗東トレセンを上回る調教設備を誇り、『日本一の環境』といわれる滋賀県の外厩施設ノーザンファームしがらきに出向いて、稽古の手伝いを行っているそうです。この行為は関係者たちから『ノーザンファーム巡礼』と呼ばれています」(競馬記者)

 以前まで、毎週火曜日にはトレセンに多くの関係者が顔を出していた。だが、現在では調教師や騎手たちはノーザンファームしがらきや天栄、山元トレセン、大山ヒルズなどの外厩施設に出向くことが多くなっているという。

「調教施設が充実しているため、トレセンよりも外厩施設で馬を鍛えたほうがいいと考える関係者も多いです。中でもノーザンファームしがらきには多くの馬が集まるので、稽古での乗り役や手伝いも兼ねて人手はいくらあっても足りない状態にあります。そのため、菜七子騎手を始めとした若手の騎手たちの手伝いがあると助かるみたいですね。

騎手たちとしてもそこでの働きが認められれば、重賞級は難しいものの、未勝利や500万下のレースでノーザンファーム産の馬に騎乗することもできるみたいです。そのため、ありがたがっている人も多く、お互いにとってwin-winの関係を築き上げることに成功しているようです。

JRA藤田菜七子の”ノーザン営業力”こそ「若手成功のモデルケース」ノーザンファームと「良好関係」を築くコツのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛