真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.04 14:47
武豊クリンチャー陣営も興味津々?「世界最強」エネイブル始動戦決まるも……
編集部
画像:エネイブル/『競馬つらつら』より
英国の「天才少女」は復活を果たすことができるのだろうか?
昨年、G1競走5連勝で凱旋門賞(G1)を制覇したエネイブル。今年、まだ一度もターフに登場していない同馬がセプテンバーステークス(G3・約2400m)で復帰することが伝えられた。
凱旋門賞後、欧州年度代表馬にも輝き、世界最強の座をその手中に収めていたエネイブル。同馬の陣営は、今年の1月にロンドンで開催されたロンジンワールドベストレースホース&ワールドベストレースの授賞式で、凱旋門賞連覇が目標だと明言。始動戦を4月のガネー賞(G1、芝2100m)に設定し、8月開催の英インターナショナルS(G1、芝2050m)をステップとして凱旋門賞へ向かうという予定を明かしていた。
トレヴなど6頭が凱旋門賞連覇を達成している。エネイブルは7頭目として、その系譜に名を連ねるべく歩を進めると思われた。
ところが、まず膝の故障が判明し、始動戦が当初の予定よりも1カ月ずれ込むことが伝えられた。その後、幾度か復帰の予定が報じられるも、そのたびに回避。ついには、凱旋門賞へのステップレースすらも出走することなく、本番まで1カ月にまで迫ってしまった。
「エネイブルはセプテンバーSで約11カ月にレースに復帰。陣営は、『仕上がりは上々』と調子が上向いていることを強調しているものの、長期間に渡る戦線離脱の影響が気になりますね。ここで昨年を彷彿とさせる走りを見せてもらいたいです」(競馬記者)
エネイブルが出走の意向を見せている今年の凱旋門賞には、日本からクリンチャーが武豊騎手を背に挑戦する予定。最強女王の復活が期待されているが、同馬を筆頭に有力候補馬たちには不安材料が次々に見つかっているという。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛