GJ > 競馬ニュース > ルメデム「金杯不参加」
NEW

JRAルメール&デムーロ「2019年・金杯不参加」表明!? 外国人JRA騎手が2人揃って年末年始の「海外渡航届」を提出する意味

【この記事のキーワード】,
JRAルメール&デムーロ「2019年・金杯不参加」表明!? 外国人JRA騎手が2人揃って年末年始の「海外渡航届」を提出する意味の画像1

 大晦日を明日に控え、いよいよ世間も”お正月モード”。多くの人々が年末年始の休暇で骨休めしている中、ホープフルS(G1)が行われた28日開催をもってJRAの全日程が終了した競馬界も束の間の休養期間に入っている。なお、2019年の開幕を告げる東西金杯は1月5日に開催予定だ。

 欧州を始め、多くの競馬先進国が一定の休養期間を設けている一方、日本はほぼ”年中無休”で競馬を開催している世界的にも稀有な国だ。

 その背景には「開催すればするほど儲かるのが競馬」というJRAの商売根性が見え隠れしているわけだが、ファンからは「ちゃんと休みを取った方がいい」といった声も数多く聞かれ、近年では”ブラック開催”に異議を唱える識者も珍しくない。

 そういった中、外国人ながらJRA騎手として通年で活躍するC.ルメール騎手とM.デムーロ騎手が揃って年末年始の「海外渡航届」を提出したことが話題になっている。

 ルメール騎手が30日から1月8日まで、デムーロ騎手が29日から1月8日まで、それぞれインドネシアとイタリアへ渡る。理由は共に「私用のため」。表向きはあくまで海外渡航届だが、年末年始の長期休暇である可能性が高いことは述べるまでもないだろう

 今年215勝を上げ、武豊騎手の年間最多勝記録を13年ぶりに更新したルメール騎手。他にも年間G1最多勝、年間獲得賞金記録を更新するなど、一年を通じて大車輪の活躍だった。一方でデムーロ騎手も12月はチャンピオンズC、朝日杯フューチュリティS、ホープフルSと3つのJRA・G1に加えて、29日の東京大賞典も勝利するなどG1・4勝の大活躍。強烈なインパクトを残して2018年を締め括っている。

 そんな2人が揃って、年末年始の海外渡航届を提出。1月8日までということは、東西金杯やシンザン記念(G3)が行われる2019年最初の競馬開催はお休みするということだ。

JRAルメール&デムーロ「2019年・金杯不参加」表明!? 外国人JRA騎手が2人揃って年末年始の「海外渡航届」を提出する意味のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗