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JRAダイヤモンドS(G3)はシーザリオの血が目覚める!? 関係者情報におけるユーキャンスマイルの位置付けは……

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 16日、ステイヤーズS(G2)とともに、長距離重賞として有名なダイヤモンドS(G3、芝3400メートル)が行われる。現場から上がってきたとびきりの情報を元に予想する。

 天皇賞・春(G1)以外の3000メートル超えの長距離重賞を引っ張ってきたのはアルバートとフェイムゲーム。フェイムゲームは昨年引退、アルバートは昨年のステイヤーズSを出走取消。長距離ランナーたちに世代交代の時が迫ってきたようだ。

「◎」はグローブシアター(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)。日米オークスを制した母シーザリオの仔として、菊花賞馬エピファネイアの弟としてデビュー前から期待されていた馬。昨年のホープフルS(G1)を勝ったサートゥルナーリアの兄でもある。

 昨年は7戦3勝してオープン入り。今年の初戦、万葉S(芝3000メートル)で古馬オープン戦に初挑戦。いきなり3着に好走して本格化を感じさせた。万葉Sの2着馬ユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)がここでも強敵となるが、着差はわずかクビ。両頭とも上がり最速の脚を使っている。初めての古馬オープン戦だったことを考えれば、ここでの逆転は不可能ではないだろう。

「関係者は『ここにきて芯が入ってきましたね。浜中騎手も手の内に入れていて、控える競馬も可能になりました。この相手関係ならチャンスはあります』と色気たっぷりでした」(競馬関係者)

 昨年の3勝、万葉Sはすべて浜中俊騎手とのコンビ。相性は抜群だ、勝負所でユーキャンスマイルを突き放したい。

「○」に抜擢するのがソールインパクト(牡7歳、美浦・戸田博文厩舎)。世代交代の時とはいえ、やはり長距離レースではリピーターに注目。昨年の3着馬であり、アルゼンチン共和国杯(G2)2着という実績もある。状態はどうだろうか。

「『これまではノド鳴りの影響がありましたが、少しずつ改善されてきました。稽古では鼻革や頭絡を工夫して、動きも良くなっています」と師は最近の着順は度外視して巻き返しを狙っています」(競馬関係者)

 リピーターを狙う時、近走の着を度外視するのはセオリー。しかし、ノド鳴りが改善されてきたのは買い材料が増えることになる。海外遠征後の初戦となるが、それはいい経験になったはずと捉えたい。

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