GJ > 競馬ニュース > 「兄エアスピネルと同じ」
NEW

武豊エアウィンザー「兄エアスピネルと同じ」ベスト尽くしての完敗……歯がゆいレースは一族の宿命?

【この記事のキーワード】, ,
武豊エアウィンザー「兄エアスピネルと同じ」ベスト尽くしての完敗......歯がゆいレースは一族の宿命?の画像1

 10日に行われた金鯱賞(G2)は、昨年の日本ダービー(G1)6着以来の出走となったダノンプレミアムが、道中3番手から力強く抜け出して圧勝。「強い4歳世代の大将」といわれたその実力をいかんなく発揮した。

 G1ホース5頭出走というハイレベルな一戦となったが、中京の舞台で力を発揮したのはダノンプレミアム、そして中団からの鋭い差し脚で2着に食い込んだリスグラシューだった。どちらもG1ホースにふさわしいレースを見せつけたといえる。

「勝ち馬と2着馬は強すぎるよね」

 と、2頭に脱帽したのが、エアウィンザー(牡5 栗東・角居勝彦厩舎)騎乗の武豊騎手だ。エアウィンザーは好スタートから道中はリスグラシューとほぼ同じ位置で進め、直線ではエアウィンザーはインコース、リスグラシューはアウトコースに分かれた。エアウィンザーはダノンプレミアムの直後につけ脚を伸ばすも、あっという間に抜け出したダノンプレミアムとの差は縮まらず、外から強襲したリスグラシューにも差し切られてしまった。武豊騎手も「ダノンを見ながら運べたけど追いつけなかった」と完敗を認めている。

「インコースで上手に脚を溜め、ダノンプレミアムをしっかりマークできるなどレースそのものに問題はなく、武豊騎手もベストな騎乗だったのではないでしょうか。でも、結果は残酷なもので、「力の差」が如実に出てしまいましたね。

リスグラシューは次走に香港遠征を予定しているので再戦はありませんが、ダノンプレミアムとは今月末の大阪杯(G1)でぶつかる可能性も十分にあります。これはやっかいですね」(競馬誌ライター)

 破竹の4連勝を引っさげての格上挑戦だったが、エアウィンザーにとっては苦いレースとなってしまった。

 今後は大阪杯(G1)に向かうことが予想されるエアウィンザー。武豊騎手はドバイ遠征のため、ジョッキーの乗り替わりはすでに決まっている。巻き返しに期待したいところだが……。

武豊エアウィンザー「兄エアスピネルと同じ」ベスト尽くしての完敗……歯がゆいレースは一族の宿命?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  10. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々