真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.07 19:35

JRA桜花賞(G1)「何故」ダノンファンタジーは完敗したのか。グランアレグリアとの実力差以上に深刻な「課題」
編集部

あの時の「差」は詰まっていなかったのだろうか。
7日に阪神競馬場で行われた桜花賞(G1)は、2番人気のグランアレグリアがレコードタイムで圧勝。昨年のアーモンドアイに続き、クラシック開幕戦を機に世代の中心に躍り出た。
その一方で、1番人気に推されたながら4着に敗れ、連勝が4でストップしたのが2歳女王ダノンファンタジー(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)だ。
「勝ち馬(グランアレグリア)が早めに動いていく形になり、追いかけざるを得なかった分、苦しくなってしまいました」
勝ちに行く「女王の競馬」は貫いた。レースの残り800mを切ったところで、グランアレグリアの鞍上C.ルメール騎手が、スローペースを見越して早めの進出。最大のライバルに先手を打たれ、1着だけを目指したダノンファンタジーと川田将雅騎手は、それを追いかけるしかなかった。
しかし、最後の直線では逆に突き放される屈辱的な結果……。最後にはシゲルピンクダイヤとクロノジェネシスにも差され、キャリア初の馬券圏外となる4着に敗れた。
PICK UP
Ranking
23:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗