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JRA横山典弘「騎乗停止」で日本ダービー(G1)リオンリオン騎乗アウト。松永幹夫調教師「明日には……」”代役”探し奔走か

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 18日に東京競馬場で行われた2R(3歳未勝利)でアサクサアンデスが外側へ斜行したことにより、騎乗していた横山典弘騎手が騎乗停止処分を受けるアクシデントがあった。

 16頭立てのダート1600mで行われたレース。最後の直線を迎えて、他馬と激しく競り合っていたアサクサアンデス。横山典騎手も懸命に右ムチを入れながら激を飛ばしていたが、手前を替えて左ムチを入れた際、アサクサアンデスが大きく外側へ斜行。ヤサカリベルテの進路を塞ぐ格好になってしまった。

 この事象を受け、JRAは横山典騎手に対して25日(土)、26日(日)の2日間の騎乗停止処分を下した。この結果、横山典騎手は来週26日に行われる日本ダービー(G1)に出走予定のリオンリオン(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)には騎乗できなくなった。

「うーん……過失と言われれば、それまでかもしれませんが正直、横山典騎手には気の毒な結果となってしまいました。

というのも、最後の直線で横山典騎手が右ムチを入れていた時は普通に走れていたんですが、左ムチが入った際に馬が驚いたのか、右側に逃避してしまったんですよね。直線で手前を替えながら左右のムチを使うのは、騎手として普通の行動ですし、今回の場合は騎手というよりも馬の方に問題があったように見えました。

騎乗していたアサクサアンデスはまだ5戦目で、キャリアの浅い馬。この日が初めて東京、左回りでの競馬でした。実は3走前に2着に敗れた際もゴール前で苦しくなって、右側にヨレ掛けており、そういった癖のある馬だったのかもしれません。

いずれにせよ、日本ダービーに乗れないのは横山典騎手にとっても残念でしょうね」(競馬記者)

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