JRA「やったもん勝ち」騎乗停止だらけで「いつか大事故」危惧。ラフプレー横行の裏
先週はリーディングトップの川田将雅騎手をはじめ、4名の騎手に騎乗停止処分が下され、”荒れた競馬”となった。
まず20日、福島牝馬S(G3)では、ミッシングリンクに騎乗した丸山元気騎手が最後の直線コースで内側に斜行。そして同日に開催された東京競馬場・第12Rの4歳上1000万下では、四位洋文騎手が騎乗するダノンディーヴァが勝ったものの、最後の直線コースで外側に斜行している。翌日は、京都競馬場・第9R比良山特別(1000万下)でメイショウロセツに騎乗していた川田騎手が内側へ斜行。この3人は4月27日~5月4日(開催日2日間)の騎乗停止となった。
また福島競馬場の第11R・福島中央テレビ杯は、川又賢治騎手のカネトシブレスが優勝。だがレース後、同馬が最後の直線で外側に斜行し、後続の進路が狭くなったとして、川又騎手は27~28日(開催日2日間)の騎乗停止となっている。
「2013年に『世界基準に足並みをそろえる』という名目で、降着制度は旧来のものから大きく変更されました。かねてから多くの議論を呼んでいましたが、よっぽどのことがない限り降着処分は下されないため、接戦を制するためにラフプレーに走る騎手が増えてきたように思います
騎手にとって騎乗停止は痛いです。しかし、丸山騎手のミッシングリンクは、自身よりも人気上位だったランドネやウインファビラスに不利を与えて5着に入り、四位騎手のダノンディーヴァは3着の馬に影響を与えてクビ差で勝利をものにしました。川又騎手のカネトシブレスは、6頭のライバルに不利を与えてハナ差で優勝。福島リーディングまでも獲得していますからね」(競馬誌ライター)
勝てば官軍ではないが、やはり勝たなければ評価されないのが競馬。この姿勢を「勝利に貪欲だ」として評価する一部の関係者や馬主もいるという。
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