真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.06.20 13:55

JRA宝塚記念【最終追い切り総括】マカヒキ「超絶自己ベスト」で完全復活!? 「最強の1勝馬」エタリオウが見せた”悪癖”に一抹の不安……
編集部
23日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(G1)に向け、出走各馬が最終追い切りを行った。

「自信あります!」
絶好の手応えに”お得意”のフレーズが飛び出した。19日、美浦のウッドコースで最終追い切りを行ったレイデオロ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は、主戦のC.ルメール騎手を背に4ハロン54.1秒、ラスト12.8秒を記録。
”藤沢流”の軽めの追い切りとなったが、鞍上は「コンディションはバッチリ」と手ごたえ十分。昨年の最優秀4歳以上牡馬が、3つ目のG1タイトル獲得に向けて準備万端を印象付けた。
これには藤沢和雄調教師も「いい動き。順調だね」と笑顔。前走のドバイシーマクラシック(G1)敗退後、早めに帰厩し入念な調整を重ねており、乗り込み量は十分だ。

万全を印象付ける静かな追い切りの中で、キセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)から好調ぶりがにじみ出ている。
陣営が「先週負荷をかけているので、今回は調整程度」と語った通り、1週前追い切りで猛時計を記録しただけに、この日は軽めの調整。しかし、栗東のCウッドで最終追い切りを行ったキセキは5ハロンこそ67.2秒だったが、ラスト1ハロンは鞍上が手綱を絞りながらも11.8秒を叩き出した。
抑えきれない手応えに陣営も「動きは素晴らしかった」と満足気。一昨年の菊花賞(G1)以来、勝利から遠ざかっているが、いつ2つ目のタイトルを手にしてもおかしくない存在。仕上がりは万全と見ていいだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
JRA有馬記念(G1)「最終追い切り」武豊オジュウチョウサン、覚醒キセキは微妙!? 仕上がり良好は……鈴木和幸「第63回有馬記念最終追い切り診断」
「サトノダイヤモンドはついに完成の域へ」「工夫に工夫を重ねた仕上げのシュヴァルグラン」鈴木和幸が見極めた全17頭の状態。天皇賞(春)出走馬の最終追い切り診断公開中!
JRA日本ダービー【最終追い切り】大本命サートゥルナーリア「1強」満点回答!! 一発逆転へ「状態はすごくいい」アノG1・2着馬が不気味!?
JRA”噂の男”D.レーン騎乗グルーヴィット「大波乱」へ絶好時計! C.ルメール「一番強い馬が勝つ」グランアレグリアに超強気【NHKマイルC(G1)最終追い切り】
JRA皐月賞【最終追い切り】サートゥルナーリア「G1級」シャケトラ完封!「皐月賞、ダービー勝てる」C.ルメール騎手も超強気!