真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.16 16:15
武豊「満を持して世界と勝負」! 今年は「武豊枠」なしであの「世界戦」に参戦確実?
編集部
15日、盛岡競馬場で行われたマーキュリーカップ(G3、ダート2000メートル)は、武豊騎手騎乗のグリム(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎)が勝利。単勝1.3倍の圧倒的支持に見事に応えた。
グリムは3、4番手で運ばれると、最後の直線で逃げる馬を交わして先頭へ。そのまま後続を突き放すと、2着に2馬身差をつける快勝を飾った。
武豊騎手はレース後、「出来れば逃げる形は取りたくないなと思っていた。でも内で包まれるのも避けたいなと思っていて、ああいう形を狙っていました」と語り、「4コーナーはそれほど手応え良くなかったんですけど、直線に向いた時に馬がもう一度ファイト出してくれて、外からも1頭きたら更に頑張ってくれたので、なんとかなるかなと思いました」とレースを振り返った。
「グリムはこれで重賞4勝目。重賞勝利はいずれもG3でG2以上では勝てていませんが、力があることは証明しているので、上のクラスでの勝利も時間の問題のはず。
武豊騎手にはダート路線のお手馬として、フェブラリーS(G1)を勝ったインティ、ドバイのゴールデンシャヒーン(G1)2着のマテラスカイがいます。ですがインティはマイラーで、マテラスカイはスプリント系です。グリムは2000メートル以上も問題なく走れるタイプなので、お手馬がバッティングする可能性も低いです。このコンビが継続すれば、秋以降のダートもさらに面白くなるでしょうね」(競馬誌ライター)
マーキュリーカップを勝利するなど好調な武豊騎手は、現時点で63勝。全国リーディングで4位、関西でも3位にランクインしており、札幌競馬場で開催される『2019ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)』への参戦も確実視されている。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- あっさり日本ダービー制覇なら“ナリタブライアン級”の評価も?皐月賞馬ジャスティンミラノに立ちはだかる「2つの壁」とは
- 今年の皐月賞は本当に「ハイレベル」だったのか!? 最下位でもイクイノックス超えの違和感…超速馬場の「カラクリ」を見抜け
- 「永遠のライバル」逆転も時間の問題?キズナ産駒が待望のクラシック初制覇、ジャスティンミラノ皐月賞優勝に大きな意味
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- 【フローラS】昨年激走のゴールデンハインド、桜花賞激走のライトバック。その道のプロが狙う牝馬の穴馬、今年狙うのは誰もが驚く意外な格下馬
- 今年のNHKマイルCに「豪華メンバー」集結?エルコンドルパサー、キングカメハメハ級は不在も…例年以上にハイレベルの激戦か
- 【マイラーズC】2連敗中の川田将雅騎手×セリフォスのコンビ継続に疑問の声?「やっぱりレーンじゃなきゃ」「なぜ藤岡佑介を乗せない?」。一方、逆転を狙うノーマークの穴馬が急浮上!
- 川須栄彦騎手の初重賞制覇を飾った逃げ馬!保護猫30匹と暮らす“猫ざんまい”の余生
- 【皐月賞】メイショウタバル「史上最速」タイムでシンガリ大惨敗…「ゲート入りに手間取った時に」父ゴールドシップの難しさが露呈?