GJ > 競馬ニュース > オジュウの目標は?
NEW

JRA「迷走?」オジュウチョウサン最大の目標はどこにある?

【この記事のキーワード】, ,

JRA「迷走?」オジュウチョウサン最大の目標はどこにある?の画像1

 4月の中山グランドジャンプ(G1)で史上初となる4連覇を達成した最強ハードラー・オジュウチョウサン(牡8歳、美浦・和田正一郎厩舎)。同馬が10月6日の六社S(3勝クラス)で復帰するも、予定していたステイヤーズS(G2)への挑戦は白紙にすると和田調教師が明かした。

 オジュウチョウサンは中山グランドジャンプ(G1)で4連覇を達成後に、ファン投票の得票数が多い上位10頭に優先出走権が与えられる『グランプリ』の宝塚記念(G1)への出走を表明。見事、投票では8位となり、出走権を獲得したものの、陣営は疲労の蓄積などを理由に、無念の出走回避を決断。その後、オジュウチョウサンは放牧に出されていた。

「ステイヤーズSはJRAの平地競走で最も距離が長く、”マラソンレース”とも呼ばれています。ときには4000メートルを超える障害レースで、無類の強さを発揮したオジュウチョウサンにはもってこいだと思われていたのですが……。

 ただ陣営としては、取材に対してローテーションを“見直し”と語っています。今後の予定に幅をもたせたいと考えているのでは? 昨年、六社Sを制したムイトオブリガードは次走にアルゼンチン共和国杯(G2)を選択し、2着と好走していますからね。オジュウチョウサン陣営としては、六社Sの結果次第では、さらに上のクラスも狙えると考えたため、“見直す”ことにしたのでしょう。

 オジュウチョウサンは今春も数回ローテーションの変更を行っています。今回も変更したところで、リズムが崩れるなどの問題も特にないと思います」(競馬誌ライター)

 障害で無類の強さを発揮したオジュウチョウサンもすでに8歳。そのキャリアが終盤に差し掛かっているのは、誰の目にも明らかだ。そのため陣営としても、ローテーションを固定するのではなく、柔軟に対応してオジュウチョウサンにとってベストの道を探っていくことにしたのかもしれない。

 重賞制覇の夢を追うために無理をして故障、という悲劇は誰も望んでいないはずだ。オジュウチョウサンにはくれぐれも無理をせず、勇気ある挑戦を続けてもらいたい。

JRA「迷走?」オジュウチョウサン最大の目標はどこにある?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  2. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  3. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  4. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  5. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  6. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  7. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  8. クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
  9. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  10. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声