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JRA川田将雅「6戦6勝で乗り替わり」クリソベリルは「宿敵」スミヨンでサウジ&ドバイ

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 2月29日に開催されるサウジカップ(キング・アブドゥルアズィズ、ダ1800m)に昨年度、最優秀ダートホースに輝いたクリソベリル(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が選出。陣営がこれを受諾したため、出走が決定した。

 クリソベリルは6戦6勝。昨年はジャパンダートダービー(G1)を勝つと、暮れにはチャンピオンズC(G1)も優勝。古豪・ゴールドドリーム、インティらを抑えて勝利し、一線級の古馬とも互角以上に渡り合えることを証明していた。

 サウジカップ後、クリソベリルはドバイワールドカップ(3月28日、メイダン、G1、ダ2000m)を目指す。鞍上は2戦ともC.スミヨン騎手が予定されているという。

「クリソベリル陣営は一度、サウジカップに招待されたと自身のHPで明かしたものの、後にこれが正しくなかったと訂正。それからしばらくして、今度こそ“正式”に招待されたので、今回の発表に繋がりました。陣営も、胸をなでおろしているでしょうね。

一度は引退を発表していたゴールドドリームもそれを撤回して、サウジカップに参戦する予定です。同馬もクリソベリルと同じローテーションが組まれているようですし、海外でJRA旋風を巻き起こしてもらいたいですね」(競馬誌ライター)

 日本でも屈指の実力を誇るG1馬2頭が、世界最高の賞金総額2000万ドル(約21億8000万円)、1着賞金約11億円という破格賞金額を誇るレースに出走。活躍が期待されるが、それを手放しで喜べないだろう人物もいる。

「これまでデビューから一貫してクリソベリルに乗り続けた川田将雅騎手は、複雑な気持ちを抱えているでしょうね。クリソベリルは6戦6勝、うちG1競走2勝という成績を残していますが、これも自身の手綱さばきがあってのことだという自負もあるでしょうし、それも当然ですよ。

 また乗り替わりの相手がスミヨン騎手というのも、彼の感情を逆なでする一因だと思います。昨秋もキセキの凱旋門賞挑戦の際に、鞍上を取って代わられていますからね。また川田騎手はスミヨン騎手が来日するたび、目の敵にされているのか、被されたり、反則ギリギリの斜行をされたりなど、散々な目にあっています。

そんなさまざまな因縁ある相手が、自分の代わりにクリソベリルの鞍上を務めるのだから、たまったものではないでしょう」(競馬誌ライター)

 川田騎手からスミヨン騎手に手替わりし、海外挑戦に向かうクリソベリル。誰からも文句が出ないような走りを見せてもらいたいものだが、果たして……。

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