GJ > 競馬ニュース > 「絶好調」松山弘平騎手
NEW

JRA「絶好調」松山弘平騎手で大駆けの予感!? シルクロードS(G3)ダイメイプリンセスで重賞3勝目を狙う

JRA「絶好調」松山弘平騎手で大駆けの予感!? シルクロードS(G3)ダイメイプリンセスで重賞3勝目を狙うの画像1

 先週の東海S(G2)は、レース前に予想された、スマハマとインティによる激しいハナ争いが生じず、1000m通過61秒7というスローペースとなった。その緩い流れの中、道中は3番手で流れに乗り、4コーナーから最後の直線に入ったところで後続を振り切った、エアアルマスの勝利となった。

 前走の武蔵野Sでエアアルマスが露呈した、砂を被ると脆いという弱点を巧みにカバーした、鞍上・松山弘平騎手の好騎乗を高く評価する声が多い。

 松山騎手は5日(日)の京都金杯(G3)をサウンドキアラで制しており、早くも重賞2勝目をマークした。先週末は東海Sを含めてそれぞれ2勝ずつ、4勝をマーク。単勝オッズ1番人気の馬に騎乗する機会が一度もなかった。そんな中での4勝は特筆すべき成績だろう。

 1月全体で見ても、単勝1番人気の馬への騎乗は3度しかない。そんな中で10勝、JRAの全国リーディング5位は価値がある。今、絶好調の騎手と言っていいだろう。

 昨年はJRAでキャリア最多の91勝をマーク。デビューから11年目で、年間100勝の大台まであと僅かというところまでステップアップした。この1月のスタートダッシュを見る限り、今年は100勝の大台も視界に入っているかもしれない。

 この昨年の成績、【91・81・82・631】を分析すると、馬券検討をする際に絶対に知っておくべきデータが浮かび上がる。

全91勝のうち、最も多い8勝を挙げているのは栗東・橋口慎介厩舎の管理馬で、勝率20.0%、連対率27.5%、3着内率35.0%とまずまずの成績を挙げている。

注目すべきは2番目に多い7勝を挙げている栗東・松田国英厩舎の管理馬だ。勝率31.8%、連対率50.0%、3着内率54.5%ということで、2回に1回以上の確率で馬券圏内に入っている。松山騎手が松田厩舎の管理馬に騎乗する時は、要注意と言えるかもしれない。

 松山騎手がJRAでこれまで挙げた重賞タイトルは、先日の東海Sを含めて13。この中には、2017年にアルアインで制した皐月賞(G1)も含まれている。早くも重賞2勝をマークしているだけに、今年の春のG1戦線の活躍も期待できそうだ。今週末も含めて松山騎手の騎乗に注目してみたい。

 今週2日(日)のシルクロードS(G3)では、重賞2勝馬ダイメイプリンセスと初めてのコンビを組むことになっており、好騎乗が期待される。

JRA「絶好調」松山弘平騎手で大駆けの予感!? シルクロードS(G3)ダイメイプリンセスで重賞3勝目を狙うのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  9. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  10. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!