GJ > 競馬ニュース > 松山弘平騎手の受難
NEW

JRA「台風被害甚大」関係者疲弊……「売上至上主義」が招く現状と松山弘平騎手の受難

【この記事のキーワード】, ,
JRA「台風被害甚大」関係者疲弊......「売上至上主義」が招く現状と松山弘平騎手の受難の画像1

 9月30日の競馬開催が中止となり、翌々日の10月2日(火)に代替開催を行った阪神競馬場。異例の事態に厩舎関係者や騎手はもちろんマスコミなども大混乱。あらゆるところでトラブルや不満が噴出していたという。

 そんな中、今回の騒動で一番割りを食ったと見られているのが松山弘平騎手だ。本来ならば、スプリンターズS(G1)の裏で開催された阪神競馬場で多くの有力馬に騎乗予定だった。だが、予定が2日にまでずれ込んだことで、金沢競馬場の白山大賞典(G3)とバッティング。有力馬であるミツバへの騎乗をキャンセルするわけにはいかず、泣く泣く阪神競馬場での騎乗を見送ることになってしまった。

「松山騎手は10鞍騎乗予定でしたが、その内6鞍は同じエージェントの和田竜二騎手が騎乗し、あとはそれぞれ他の騎手が騎乗していました。エージェントも『バタバタしたし、ついてなかった。いい馬も多かったのに』とボヤいていましたね」(競馬記者)

 松山騎手はさぞ後ろ髪を引かれる思いだっただろう。しかも向かった白山大賞典では、単勝1.8倍に支持された1番人気のミツバに騎乗するも、本馬は2周目向こう正面で手応えがなくなり大きく失速し、まさかの殿負け。結果論ではあるものの、まさに泣きっ面に蜂だった。

 そしてこの変則開催のしわ寄せは、厩舎関係者たちにも押し寄せてきているという。

JRA「台風被害甚大」関係者疲弊……「売上至上主義」が招く現状と松山弘平騎手の受難のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  3. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客