JRA武豊「究極の選択」!? アルデバランS(OP)ダートの新星が6連勝に挑む!
先週の根岸S(G3)は初ダートのモズアスコットが出遅れながらも、先行したコパノキッキングを差し切り優勝した。ダート界の新たなスター誕生を予感させるレースとなった。
今週も、8日(土)に京都競馬場で開催されるアルデバランS(OP)に、ダート界のスター候補が武豊騎手を背に出走する。その名はロードレガリス(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎)だ。武豊騎手、野中厩舎のコンビは、昨年のフェブラリーS(G1)を制したインティと同じである。
ロードレガリスは芝でデビューするもパッとせず、大井に移籍しダートを主戦場にした。ダート転向後は能力を発揮し、大井で【3.0.1.0】の結果をひっさげ昨年10月に中央再転入を果たした。
中央復帰初戦の1勝クラスを5馬身差の圧勝で飾った。2勝クラスも危なげなく勝利し、3勝クラスではまたも5馬身差の勝利を決める。大井から通算で5連勝とし、ダート転向後の上りタイムはすべて最速を記録している。まさにダート界の新星だ。
しかし、今回のアルデバランSはこれまでとは違い、強力なライバルが出走を予定している。
立ちはだかるのは、ロードレガリスと人気を分け合うと予想されるスワーヴアラミスだ。スワーヴアラミスは、前走ポルックスS(OP)で既にオープン勝ちを決めている。レース内容は先行し4コーナーで先頭に立つと、そのまま後続に4馬身差をつけての勝利。負かした相手が昨年のレパードS(G3)勝ち馬・ハヤヤッコという点も忘れてはならない。
「もしロードレガリスがここを楽に勝つようなことがあれば、武豊騎手がインティと天秤にかけることも十分に考えられるだろう。
インティは1600m-1800mが適性距離。それに対し、ロードレガリスは1800mまでしか使われておらず、レースの内容を見る限りは距離延長も問題なさそうだ。
ここまでのローテーション、適性距離を考えると、この春に両者がぶつかることはなさそうだ。しかし、秋以降はチャンピオンズC(G1)で対決が実現する可能性が高い。もしくは、武豊騎手の海外志向が強いため、どちらかと米国・ブリーダーズC(G1)挑戦を行い、バッティングを避けるかもしれない」(競馬記者)
これはあくまでもロードレガリスがアルデバランSを「勝てば」の話であるが、天才騎手の動向も気になるところだ。
今週もダートの新たなスター誕生を楽しみにしたい。
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