GJ > 競馬ニュース > 「4度目の正直」ナックビーナス
NEW

JRA高松宮記念(G1)「4度目の正直」ナックビーナスに勝負気配!?「3コーナーでゴチャついて……」昨年不利からのリベンジ誓う

【この記事のキーワード】,
JRA高松宮記念(G1)「4度目の正直」ナックビーナスに勝負気配!?「3コーナーでゴチャついて……」昨年不利からのリベンジ誓うの画像1
※画像:ナックビーナス/『競馬つらつら』より

 29日(日)に行われる高松宮記念(G1)に、悲願のG1初制覇をかけてナックビーナス(牝7歳、美浦・杉浦宏昭厩舎)が出走する。

 トップスプリンターの1頭として数えられているナックビーナス。だが実力は広く認められているものの、重賞勝利は18年のキーンランドC(G3)のみ。オーシャンS(G3)で4年連続2着を達成するなど、そのキャリアは惜敗の連続だった。

 高松宮記念は今年で4回目の挑戦。すでに7歳とベテランの域に達していることもあり、引退の二文字も頭によぎる。ターフを去った後はおそらく繁殖牝馬として第二の馬生を歩むことになるが、そこで厚遇されるためにもそろそろ大輪の花を咲かせたいところだろう。

「本当にあと一歩で重賞を勝てない。多くの関係者も『なぜだろう』と、首をひねっていますよ。前走のオーシャンSでは2番手追走から、一度は抜け出したもののダノンスマッシュに交わされて無念の2着。ですが3着に入ったタワーオブロンドンには3馬身差つけるなど後続を突き放し、まだまだ力があるところを見せました。

 これまで高松宮記念は17年8着、18年3着、昨年14着と、結果に波があります。ですが、17年は落鉄のアクシデントがあったと担当している田面木助手が明かしていますし、昨年は3コーナーでダノンスマッシュが斜行して進路が狭くなったことも影響しました。騎乗した大野拓弥騎手も『3コーナーでゴチャついてしまいました。走りきれなかったです』悔しそうでしたね。敗因は明確ですし、スムーズに進めば、今年こそやってくれると思います」(競馬誌ライター)

 ナックビーナスは美浦Wで行われた1週前追い切りで、馬なりで5F70秒5、ラスト13秒7を記録。時計は掛かったものの、記者は「動きは悪くなかった」と明かしており、状態は悪くないようだ。

「1週前追い切りは動きの確認という意味が強かったように思います。最終追い切りでは本番さながらの走りで、タイムも出してもらいたいですね。

 一昨年、悪天候で稍重の馬場で行われたスプリンターズS(G1)で2番人気ながら7着。期待を裏切ったために道悪は苦手というイメージもありますが、大柄な体躯でパワーも秘めているので、このとき以外は意外と好走しているんですよね。今週末は天候が崩れるとの予報ですが、これがナックビーナスにとって恵みの雨となる可能性もありますよ」(競馬記者)

 ナックビーナス、“4度目の正直”なるか?

JRA高松宮記念(G1)「4度目の正直」ナックビーナスに勝負気配!?「3コーナーでゴチャついて……」昨年不利からのリベンジ誓うのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  5. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  6. 「6戦5勝」の怪物候補が大阪杯(G1)除外危機!? 主戦・川田将雅不在の「代打」にも見限られて崖っぷち…
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 千葉ロッテ吉井理人監督「愛馬」がJRAで初出走初勝利! 馬主デビューのきっかけになった母の仔で中央競馬を席巻?
  9. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々
  10. 兄はステイゴールド!スイープトウショウも完封したあの馬は、“みんなの”お母さんに!