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JRA思い出されるキタサンブラック。北村宏司、調教中の落馬で全鞍乗り替わり……。「絶好調」岩田望来が「棚ぼた」重賞初制覇決めるか!?

JRA思い出されるキタサンブラック。北村宏司、調教中の落馬で全鞍乗り替わり……。「絶好調」岩田望来が「棚ぼた」重賞初制覇決めるか!? の画像1

 17日、北村宏司騎手が調教中に落馬して腰を強打したため、18日、19日の阪神競馬場での騎乗を取りやめ、すべて乗り替わりとなることが発表された。

 土曜日に騎乗を予定していた6鞍は、三浦皇成騎手(2鞍)、藤岡祐介騎手(2鞍)、松若風馬騎手(1鞍)、坂井瑠星騎手(1鞍)に変更。また日曜日のアンタレスS(G3)で騎乗を予定していたワイルドカード(牡6歳、美浦・木村哲也厩舎)は岩田望来騎手に変更となる。

 負傷した北村宏騎手には気の毒だが、岩田望騎手にとっては願ってもない重賞初制覇のチャンス到来だ。

 岩田望騎手が騎乗するワイルドカードは、昨年に錦秋S(3勝クラス)、ベテルギウスS(L)と連勝を飾ったダートの有力馬。だが、今年の始動戦であるマーチS(G3)は2番人気に支持されるも、16着に沈んだ。北村宏騎手は「スタートをうまく出ていいポジションで運べたけど、4コーナー手前から手応えが厳しくなった」とまさかの大敗に首を傾げた。

 しかし、この敗戦には2つの原因が考えられる。

 1つは「コース適性」だ。ワイルドカードは以前にも中山コースを走っているが、そのときも16着に大敗。中山以外ではすべて4着以内の安定した成績を収めているだけに、コースが向いていないということが考えられる。

 そしてもう1つは「レースの延期」だ。マーチSは降雪の影響で、開催が2日延期されて行われた。日曜にピークを持ってくるよう調整されていたため、馬自体の調子が狂ってしまったのかもしれない。

 この敗因を考慮すれば、アンタレスSはワイルドカードにとって絶好の舞台だ。阪神ダート1800mは、2走前に制したベテルギウスS(L)と同条件なのだ。さらに同レースではダート1800mのレコードホルダーのスマハマを破っている。得意の条件で、巻き返しに期待ができるだろう。

 管理する木村調教師も「前走は雪で延期になった影響があったのかも。阪神との相性もいいため期待したい」とマーチSの敗戦を悲観していない様子だ。

 思いもよらぬ形で、有力馬への騎乗が決まった岩田望騎手。今年はすでに24勝を挙げ、リーディング8位と絶好調だ。デビュー2年目にして、早くもトップジョッキーと肩を並べる成績を収めている。だが、重賞レースにおいては、通算13回騎乗するも、未だに5着が最高着順。いまの調子の良さを考えると、いつ初重賞制覇を飾ってもおかしくないだろう。

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