
JRAマイラーズC(G2)インディチャンプも危ない!? 「強力現場情報」をもとに三連単「6点」で攻略!
26日、京都競馬場でマイラーズC(G2)が開催される。やはり昨年の春秋マイル王・インディチャンプが中心視されるだろう。今回、「強力現場ネタ」からマイラーズCをハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はヴァンドギャルド(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
昨年のきさらぎ賞(G3)、毎日杯(G3)で1番人気に支持された素質馬。昨秋から3連勝でオープン入りを果たしたが、前走の東京新聞杯(G3)は出遅れが響き6着だった。掲示板を外したとはいえ、タイム差0.2秒のため決して悲観する内容ではない。
「元々テンションが高くてゲートでもうるさかったので、前走は不安が的中した形でした。ただ最近は普段の動きから落ち着きが出て、精神面の成長を感じます。岩田望来騎手は調教で何度も乗っているから今回は大丈夫そうです。まだまだ上を目指せる器ですよ」(厩舎関係者)
今年のフェブラリーS(G1)は普段から調教でケイティブレイブに跨っていた長岡禎仁騎手が手綱を取って、2着と大健闘した。同じように、岩田望騎手が所属厩舎の管理馬で初の重賞制覇達成もありえるだろう。
つぎに「〇」はタイムトリップ(牡6歳、美浦・菊川正達厩舎)だ。
近走、2桁着順が続いているが、4走前のスワンS(G2)では16番人気ながら4着に好走を見せている。また準オープンをクリアしたのも京都芝コースだ。相性のいい舞台での激走に期待したい。
「前走は一息入れた後だったことと稍重の馬場も影響して、力を発揮できなかったようです。『立て直した効果が発揮できれば変わり身はある』と陣営が出来の良さに自信を持っています。また開幕週の馬場も歓迎しているため、一発あるかもしれませんね」(競馬記者)
今回の鞍上は昨年のスワンS以来のコンビとなる藤岡康太騎手。前回は人気薄ながら4着に持ってきただけに、今回は馬券圏に突っ込んできてもおかしくないだろう。警戒が必要な1頭だ。
「▲」はインディチャンプ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
やはりこのメンバーの中では、1枚抜けた存在のマイル王は無視できない。だが、不安な情報もあるようだ。
「放牧先からふっくらした馬体で帰ってきました。1週前追い切りは馬場が悪かったので控えめの内容にしたら、思いのほか余裕が残ってしまいました。最終追い切りはビシッとやりましたが……。正直、状態面は半信半疑です。それでも折り合い面では以前より成長しています。このメンバーなら情けない競馬はできないですね」(厩舎関係者)
実績ではメンバー最上位だが、状態面の不安から3番手評価とする。
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