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JRA勝負強さを取り戻したM.デムーロ。「復活」の裏で、あの騎手が“スランプ”突入か……

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 先週行われたNHKマイルC(G1)は9番人気のラウダシオンが優勝し、4年連続で3連単は10万馬券が飛び出す結果となった。伏兵を勝利に導いた立役者はやはりM.デムーロ騎手だろう。

 先行馬有利の馬場状態を読み、逃げるレシステンシアを徹底マークしての勝利は鞍上の手腕が大きいはずだ。かつての勝負強さを取り戻したように思われるデムーロ騎手。復活の裏には新しいエージェントの川島康孝氏との良好な関係が影響しているとも噂されている。

 その一方、デムーロ騎手と同じく川島氏をエージェントに起用している丸山元気騎手は苦戦を強いられているようだ。

「元々、丸山騎手は戸崎圭太騎手、内田博幸騎手と同じエージェントをつけていました。そのため3番手の位置付けとされることを嫌い、エージェントを川島氏に変更しました。これが功を奏し、再ブレイクを果たすことができました」(競馬記者)

 昨年は71勝を挙げた丸山騎手。70勝を超えたのは2011年以来、8年ぶりで、さらに重賞4勝は自身最多と再ブレイクどころか飛躍の年とも言える活躍だ。

 だが、今年はいまのところ17勝、重賞は未勝利と昨年と比較するといまひとつの成績である。これにはデムーロ騎手が同じエージェントになったことが影響しているようだ。

「当初、丸山騎手は川島氏がデムーロ騎手を担当する事に反対していたとか……。しかし、『デムーロ騎手を担当することで相乗効果がある』と説得され、納得したという経緯があったようです。

 今年はローカル回りはやめて中央場所で勝負する予定でしたが、東京開催は馬が集まらないという事で、再びローカルの新潟で乗ることになってしまったようです。さらに丸山騎手が中央場所で乗る予定の馬が、デムーロ騎手に流れる事案もちらほら見受けられます。今の丸山騎手は気の毒でなりませんね……」(同)

 このような状況が影響してか、先週の新潟開催では11鞍に騎乗するも未勝利に終わってしまった。騎乗馬の内訳は1番人気1回、2番人気3回、3番人気2回と、決して馬質が悪かったわけでない。メンタル面の心配をしてしまうほどの内容である。

 さらに、今週は丸山騎手がコンビを組んでいたステルヴィオが、川田将雅騎手に乗り替わりで京王杯SC(G2)に出走することになってしまった。オーナーサイドの意向とはいえ、今の丸山騎手にとってはダメージが大きいだろう。

 その一方、絶好調・デムーロ騎手の今週末は有力馬であるラヴズオンリーユーで、ヴィクトリアマイル参戦と順風満帆だ。

 再ブレイクを果たした丸山騎手にとって、今が正念場なのかもしれない。この逆境を乗り越えて、昨年以上の成果を上げることに期待したいところだ。

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