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JRAデムーロ「久々サンデーR」でアピールチャンス?でも「ドバイはスミヨン?」説

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 昨年のエリザベス女王杯(G1)を制したラッキーライラック。今年の始動戦として中山記念(G2)を予定しているが、その鞍上をM.デムーロ騎手が務めると、所有するサンデーレーシングが公式HPで発表した。

 2歳女王として臨んだクラシックでは、最強牝馬アーモンドアイの前に涙を飲み、古馬になってからも明確な実績を残すことができなかったラッキーライラック。そこで陣営は秋の大一番エリザベス女王杯を前に、デビュー戦から手綱を握っていた石橋脩騎手からC.スミヨン騎手への乗り替わりを決断。

 そのエリザベス女王杯では内枠を活かしてロスなく回ると、最後の直線で上がり最速32秒8の末脚を披露。逃げを打ったクロコスミアを交わし、1と1/4馬身差で優勝。約2年ぶりに勝利をあげた。その後はコンビを継続して香港ヴァーズ(G1)に向かい、グローリーヴェイズに次いで2着と好走していた。

「昨年、好成績を残したスミヨン騎手は短期免許での来日だったので、あくまで期間限定。帰国後は誰が騎乗するのか注目されていましたが、まずはデムーロ騎手に白羽の矢が立ったようですね。

 デムーロ騎手が重賞でサンデーレーシングの馬に騎乗するのは、18年のセントライト記念のブレステイキング以来です。昨年の後半からノーザンファーム系列のクラブから距離を置かれていたというデムーロ騎手ですが、今年から本格的に美浦に拠点を置いたことと、エージェントを変更したことで関係に変化があったのかもしれません。

 デムーロ騎手の新しいエージェントは丸山元気騎手らと同じ。丸山騎手は美浦でノーザン系列の“寵愛”を受けているといわれています。デムーロ騎手も活躍次第では、そのポジションに収まることができるかもしれませんね」(競馬誌ライター)

 ラッキーライラックは中山記念後に、ドバイへ向かうとも言われている。そちらでもデムーロ騎手が手綱を握るかと思いきや、ラッキーライラックが選出されたのはお手馬ラヴズオンリーユーが出走を予定しているドバイシーマクラシック(G1)。そこでも結果を残せば、ノーザン系列クラブとさらに関係が改善するかと思われたが、今回は先送りにするしかないようだ。

 2020年は、環境を大きく変えて臨むことになったデムーロ騎手。現在7勝で騎手リーディングの上位からは少し離されているが、ここから巻き返す事ができるのだろうか?

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