真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.05.24 16:14

JRAオークス(G1)デアリングタクト「無敗二冠」達成! 松山弘平「1、2コーナーで2回ぶつかって……」不利跳ね返し、 史上初の無敗・牝馬三冠へ王手
編集部

24日、東京競馬場で開催されたオークス(G1)は、1番人気のデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が優勝。1957年のミスオンワード以来、63年ぶりの無敗二冠を達成した。
「何とか期待に応えることができて、ホッとしています」
まさに異次元の強さだった。18頭立てで行われた芝2400mのレース。スマイルカナが外連味のない逃げを打ち、1000m通過は59.8秒。後方からレースを進めたデアリングタクトは、最後の直線で一瞬行き場を失う苦しい展開だったが、手応えの違いで馬群を勝ち割ると、最後は突き抜けた。
「レース後、松山弘平騎手が『スタートが良かったので中団を獲れそうと思ったんですが、1、2コーナーで2回ぶつかって……』と振り返っていた通り、今回は2枠4番という内目の枠の上、桜花賞よりもマークがきつかった分、厳しいレースになりました。松山騎手にしても決してプラン通りではなかったかもしれませんが、それらを跳ね返すほどデアリングタクトの力が抜けていました。
2着ウインマリリンとの着差は半馬身ですが、それ以上の能力の差があったことは確か。順調に行けば、アーモンドアイ以来の牝馬三冠も濃厚といえる勝利でした」(競馬記者)
レース後、松山騎手が「初めて1番人気でG1だった」と語った通り、今回はJRAのG1・72戦目にして初の1番人気。それも単勝1.6倍の大本命だった。そういった事情もあって「なんとか、その期待に応えたいという思い」と必死で掴んだ勝利だった。
これで無敗の二冠馬となったデアリングタクト。牡馬ではシンボリルドルフ、ディープインパクトが達成しているが、無敗の牝馬三冠となれば史上初。秋の秋華賞(G1)まで連勝が続くなら、歴史的な快挙となりそうだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA 社台ファームが空港建設の立ち退き!? 千葉から始まった伝説……社台グループ「サンデーサイレンス」を超える2つの歴史的僥倖とは
- 武豊「世界レベルでやれる馬」海外重賞ウイナーと再コンビ決定! 気になる「主戦」川田将雅の動向は?
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
関連記事
JRA「不安」デアリングタクトは当日次第で「消し」!? オークス(G1)は馬場次第で「特大穴馬」が浮上! 激アツ強力現場情報をもとに「超」高額配当を狙う!
JRA オークス(G1)“打倒・デアリングタクト”が合言葉! 栗東関係者が明かす「“裏”情報」がためになる!?
JRAオークス(G1)新種牡馬の「出世争い」に異変起こす? ゴールドシップ産駒のウインマイティーに激走の気配
JRAオークス(G1)デアリングタクト「大外一気3連勝」の真実。豪快な圧勝劇の裏で、桜花賞追い切りに垣間見せていた「女王の弱点」とは
JRA オークス(G1)デアリングタクト「無敗の2冠牝馬」の夢を打ち破る1頭は美浦から!? 関係者【(秘)情報】を大公開!!